ニュージーランドに関する「交通機関」に焦点を当てて紹介します。
日本からニュージーランドまでの行き方やその際に注意すべきこと、現地での移動方法など旅行に必要なことを書いていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、以下の情報は古くなっていることが想定されますので、最新情報を知りたい方は各々の公式ホームページをチェックするようしてください。
日本からニュージーランドへは飛行機
日本からニュージーランドへは当然のことながら飛行機に乗って行く必要があります。
第3国を経由して行くこともできますが、実は日本とニュージーランドの間には直行便が毎日運航されていまして、実際、ニュージーランドへ行く多くの方はその直行便を利用しています。
直行便の良いところ
・到着までの時間が短い
・セールを狙うと航空運賃もそこそこ安い
・乗り換えがないので面倒がない
・航空会社の評判がいい
直行便のダメなところ
・運賃が少し高い
・エコノミーの場合はキャンセルができない
経由便の良いところ
・探せば直行便よりも数万円安い
・他の国に立ち寄ることも可能
経由便の悪いところ
・乗り換えがあるので面倒
・到着するまでとにかく時間がかかる
直行便はニュージーランド航空の1社が運航していまして、日本からは成田空港、羽田空港(週3日)、関西国際空港(季節限定運航)の3つの空港から行くことができます。ニュージーランドへは北島のオークランド国際空港へ到着します。
所要時間は片道約10時間50分となっており、通常運賃はエコノミークラスで大体11万円前後です。
逆に、第3国で最低1回は乗り換えをする必要がある経由便の場合には、主にアジアやオセアニアの国々で乗り換えて、再度ニュージーランドへ向かいます。経由地としては、中国や香港、オーストラリアなどがあります。
直行便・経由便を含めたニュージーランドへの行き方は以下のページで詳しく紹介しています。

「直行便で行くのか?」「それとも経由便で行くのか?」は、自分のお財布状況と旅慣れているかで決まります!
少しでも安く行きたいというのでしたら、Skyscannerなどの航空券を検索できるサービスを利用して探してみると良いと思います。往復6万円前後からの航空券があります。
安く行く方法に関しては、以下のページに載せていますので参考に。

経由便は乗り換えがあるということで、トラブルに遭う可能性が高くなります。そうなると、必然的に旅慣れていたり乗り換え経験があったり、英語が話せたりする方でないと大変ですので、そのような方はぜひ直行便の利用をおすすめします!
直行便に関する詳細ページは以下参照。

期間限定セールの利用すれば直行便でも安い!
直行便を運航しているニュージーランド航空は、ほぼ毎月のように期間限定の運賃割引セールを実施していまして、この期間に航空券を購入できれば、安くて往復7〜9万円代で行けてしまいます。
さすがに経由便の安い時と比べると1〜2万円ほど高くなってしまいますが、それでも直行便でサービスの質も高くてこの運賃ですので、私だったら乗り換えを避けるために直行便に乗ってしまいますね!
また、セールはエコノミーだけではなく、上級座席となる「プレミアム・エコノミー」や「ビジネス・プレミア」も対象になっていまして、安い時で5〜10万円単位で値下げされますので、このような座席で優雅に行きたい方にとっても、定期的に実施されているセールは狙い目なのです。
セールが実施されているか否かは、以下のページで毎日更新で発信していますので、今後ニュージーランドへ渡航予定がある方などはぜひ定期的にチェックしてみてください♪

ちなみにですが、ニュージーランド航空の航空券を購入するのでしたら、必ずニュージーランド航空の公式サイトで買うようにしましょう!他のサイトで購入すると、手数料等が上乗せされている可能性がありますので、余計なお金を払いたくない場合には公式サイトの一択です!
公式サイト:ニュージーランド航空
※公式サイトは「最低保証価格」を謳っています
100%直行便をおすすめします!
経由便も直行便も利用したことがありますが、間違いなく言えることは直行便のほうが良いということです。
理由は、乗り換えがなくて楽ですし、セール時なら7万円台で航空券を押さえられるから。
すでに紹介した通り、日本からニュージーランドへは約11時間の長距離フライトになります。この長距離フライトで、しかもニュージーランド航空のような大手の航空会社ですと、通常なら運賃はかなり高くなるのですが、それがセールですと大幅に値下げされますのでかなりお得です!
もし初めて行くのでしたら、100%直行便であるニュージーランド航空の利用がオススメです。
ニュージーランド航空の評価/評判/口コミはこちらを参照↓

機内預け手荷物に関して
ニュージーランド航空を利用する場合の受託手荷物は、国際線/国内線ともに、ひとり23kg以内のものを1個(縦+横+高さの総寸法158cm以内)までという制限があります。そして、幼時にも同伴者と同様の許容量が適用されます。
また、ベビーカーやチャイルドシートは無料で預けることが可能。許容量を超える手荷物(32kg未満)を預ける場合は、個数と目的地に応じて超過料金が発生します。ゴルフクラブ、スキー、スノーボード、自転車、サーフボードなどのスポーツ用品は、通常の手荷物と同様に扱われます。
国際線の場合、スポーツ用品1点目は超過料金が半額になります。
機内持ち込み手荷物に関して
ニュージーランド航空の国際線エコノミークラスもしくは国内線を利用する場合、機内持ち込み手荷物はひとり7kg以内、総寸法は118cm以内(リンクサービスは105cm)で個数は1個までとなります。
許容量を超える手荷物を預ける場合は、超過料金が発生。ノートパソコンやカメラなどは身の回り品として、手荷物のほかに持ち込むことが出来ます。また、国際線においては100ml以上の容器に入った液体物の機内持ち込みが制限されます。
ただし、100ml以下の容器に入った液体を、縦と横の長さの合計が40cm以下のジッパー付きのプラスチック製の袋(ひとりにつき1枚)に入れれば持ち込むことが可能。
機内に持ち込めないもの
万能ナイフやハサミなどの刃物、スプレー類(ヘアスプレー、虫除けスプレーなど)は、機内預け荷物に入れるように。ガスやオイル、キャンピング用ガスボンベは機内預け荷物に入れても輸送不可です。(帰国まで空港預かりとなる)
自転車を飛行機で運ぶ場合
飛行機に自転車を持ち込む方法は、国際線でも国内線でも基本的に同じです。
分解するなどして自分の手荷物としてチェックインするのが最もポピュラーで簡単な方法。自転車は以下のように的確に梱包されている場合は、受託手荷物の許容範囲内で預かってもらえる。
①ハンドルとペダルを内側に折り曲げる、もしくは取り外す
②自転車をビニール類、ダンボール、自転車専用ケースなどに入れる
③必要に応じて油が他の手荷物に付着しないようにチェーンをカバーする。特にタイヤの空気を抜く必要はない。
ニュージーランド国内の飛行機
ニュージーランドの面積は日本の3/4とはいえ、主要な観光地は国内各所に点在しています。
限られた日数で効率よく観光地などをまわるためには、国内線の飛行機利用も一つの手段。空の旅は、変化に富んだニュージーランドの地形を空から楽しめるという点でもとても魅力的です!
ニュージーランドの国内線は主に2社。
この2社を比べると、ニュージーランド航空のほうが運賃が高いと思いきや、意外にも同じ路線に関してはどちらも同じような料金設定になっていますので、手頃な運賃で乗れてしまいます!
特に主要な都市間の移動は数千円で移動可能ですので、日本の国内の飛行機と比べるとはるかに安いのです。
国内線航空券の購入方法
日本国内で手配する
出発前に国内線を利用する予定が決まっている場合は、国際線の航空券を購入すると同時に購入することも可能ですし、別々に購入してもなんら問題ありません。なお、国際線と同時に購入すると割引運賃が適用されて安くなることがありますので、ぜひ早めに計画を立てて両方同時に購入してしまいましょう!
便利な周遊パス
ニュージーランド航空では「スターアライアンスサウスパシフィックパス」いうクーポン式の周遊パスを販売しています。
このクーポンはスターアライアンスグループ会社のニュージーランド行き航空券を持っていれば購入でき、ニュージーランド国内はもちろん、オーストラリアや、フィジー、トンガなど国外にも利用できるのでお得。購入条件は3区間からです。
ニュージーランド国内で購入する
長期の旅行などでは出発前に詳細な行動予定が立たず、ニュージーランド旅行中に国内線の航空券を購入することもあるかもしれない。その場合は現地にある航空会社のオフィスや、全国各地にある代理店などに依頼するのが便利。英会話に不安がなければ、航空会社の予約デスクに直接電話をかけて予約することももちろん可能だが、その際にはクレジットカード情報が必要なので注意が必要だ。
現地で探す割引航空券
ニュージーランド国内で購入する場合、前述の「スターアライアンスパシフィックエアパス」などのように確約された割引運賃はありませんが、代わって国内航空券のみに適用される、さらに大きな割引を受けられる可能性もあります。
日本の国内線でも最近は期間や区間、便を限定してさまざまな割引運賃が出ていますが、状況はニュージーランドでも同様です。ただし、割引運賃の対象となるチケットは、便が限定されたり、予約の変更、取り消しができないなど、必ず何らかの条件が付くものですのでその辺は注意が必要です。
なお、これらの割引運賃はすべてニュージーランド国内で販売されているものなので日本の航空会社のオフィス、あるいは旅行会社では一切問い合わせに応じることは出来ないですし、オンラインで購入することも出来ません!
ニュージーランド国内の列車
車社会のニュージーランドにあって鉄道の路線は少なく、かつて全土を網羅していた鉄道も多くは廃止、あるいは貨物専用となり、現在旅客輸送を行っている路線は数えるほどしか残っていません。
しかし、それらの路線では現在「トランツ・シーニック」というネーミングのもと、展望車両の導入や社内サービスのグレードアップなど、観光客向けの様々な観光列車が走っています。ゆったりとした座席でくつろぎながら、のんびりと車窓風景を楽しむ….. そんな鉄道の旅をぜひ体験してみてください。
トランツ・シーニックの列車
[南島]
1.コースタル・パシフィック(クライストチャーチ~ピクトン)
毎日往復の運行。上記区間を約5時間15分で結んでいます。
ホエール・ウォッチングで有名なカイコウラはこの区間のほぼ中間で、クライストチャーチからは列車を利用したツアーもあります。ピクトンの発着時刻は、ウェリントンからのフェリーに合わせて設定。車窓からは気持ちの良い海沿いの景色を楽しめます!
2.トランツ・アルバイン(クライストチャーチ~グレイマウス)
こちらも毎日1往復の運行。片道の行程が約4時間30分。
サザンアルプスを横断する車窓の山岳風景が素晴らしく、国内の列車の中で人気・知名度ともに高いです!途中、山越えのピーク部分に位置するアーサーズ・パス国立公園は、トレッキングの拠点としてよく利用されています。
アーサーズ・パス国立公園からの日帰りを楽しむほか、クライストチャーチからウエストコースト方面への移動手段としても便利です♪
[北島]
3.オーバーランダー(オークランド~ウェリントン)
北島を横断して2大都市を結ぶ、長さ685kmの幹線長距離列車。
トンガリロ国立公園付近のナショナル・パーク駅やワイトモ洞窟の最寄り駅、オトロハンガ駅を通ります。
4.キャピタル・コネクション(パーマストン・ノース~ウェリントン)
月~金曜の朝の上り、夕方の下りの1往復で、景色を楽しむというより、どちらかというとビジネスユースをメインに考えられた列車となります。片道の行程が約2時間。
長距離列車の利用方法
予約は必ず入れておく
列車は通常それほど混むことはありませんが、予約は必ずしなくてはなりません。
予約した乗降客のいない途中駅は、通過してしまうこともあるからです。夏は乗車の2〜3日前までに予約することが望ましく、電話および公式サイトで、あるいは各地の観光案内所でも予約とチケットの購入が出来ます。
公式サイト:Rail New Zealand
出発20分前までにチェックイン
乗車当日は定刻の20分前までに駅に到着することになっています。
駅に改札口はなく、ホームへの出入りも自由。スーツケースやバックパックなど大きな荷物は列車の荷物室に預けるので、駅のカウンターにてチェックインしましょう。荷物室には自転車も積み込み可能。予約時に自転車の積み込みを伝え、荷物料金を当日支払うことが規定となります。
すべての乗客が乗り込むと、列車は静かに発車。日本では考えられないことですが、予約した乗客がすべて乗ったことが確認されると、定刻より早くても列車は出発してしまうことがあります。発車すると間もなく車掌の検礼が行われ、路線によってはお茶のサービスがあることも。
割引運賃のいろいろ
列車の運賃にはいくつかの割引制度がありますが、最も利用しやすいのがYHAの会員に対する20%の割引運賃。
これはチケット購入時に会員証を提示するだけでOK!55歳以上の人には30%割引のシニア・セイバー・フェアが適用されます。(ただし、どちらもオーバーランダーには適用されない)
また、ピークシーズン以外の時期には、客席を限定して大幅な割引運賃が販売されます。早めにチケットを買った方が有利になるので、予約が決まったら問い合わせてみましょう!ただし払い戻しなどに厳しい条件が付くので、必ず確認しておくように。
列車とフェリー(ウェリントン~ピクトン間)を通じて利用する際にも、割引運賃が設定されています。さらに、列車を思い切り満喫したいという人には、7日間、または14日間有効のシーニック・レイル・パスがおすすめ!どの列車も乗り放題で、インターアイランダーのフェリー1回乗船も含まれています。
北島と南島を結ぶフェリー
ニュージーランドは北島と南島の2つの島から成っていまして、この2つの島は海を挟んでいますので渡るには飛行機かフェリーを利用する必要があります。
現在、この2島の間を運航しているフェリーは以下の2社あります。
この2社のフェリーが、北島の南に位置する首都ウェリントンと、南島の北に位置する街ピクトンとを結んでいます。
所要時間は約3時間で、どちらのフェリー会社もバイクや自動車などを乗せることが出来ます(予約時の申し込みが必要)。どこへ行くかにもよりますが、飛行機よりも圧倒的に利用が多いのはフェリーです。
料金
インターアイランダー
大人$75〜 子供$38〜 バイク$81〜
ブルーブリッジ
大人$56〜 子供$26〜 バイク$51〜
時刻表
フェリーの時刻表は年々変わるので各フェリー会社の公式サイトで確認。
乗船手続きの仕方
フェリーターミナルでの乗船手続きは基本的に飛行機と同じで、乗舶券などを持っていない場合は、まずカウンターで購入し、もし大きな荷物があれば専用カウンターに預けて引換券をもらいます。
そして乗船時間になったら指定のゲートから乗船。
自動車利用の場合
Avis、Budget、Hertzなど大手のレンタカー会社で車を借りた場合、レンタカーはフェリーに乗せることなく乗船するターミナルで一度車を返却し、下船後に改めて別の車を借り直さなければなりません。
ニュージーランドの長距離バス
画像: New Zealand
ニュージーランド国内の交通機関のうち、最も細かくネットワークが整備され、かつ低料金で利用できるのが長距離バス になります。主要都市や主な観光地の間にはくまなくバス路線が走っていて、路線や予算に応じてバス会社を選ぶことも可能!移動の途中でいろいろな風景に出会いながら、ニュージーランドの素顔をじっくり見ることがバスの楽しみです♪
運行している長距離バス
ここで、ニュージーランドで運行している長距離バス会社のほうを紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
個人的にはInterCity(インターシティ)が一番のオススメになります。
全土をカバーするInterCity /ニューマンズ・コーチラインズ
ニュージーランド国内で最大手のバス会社は、インターシティ・コーチラインズ(通称インターシティ)。前身は旧ニュージーランド国鉄で、現在は民営化され南北両島で主要都市間を中心としたサービスを行っています。
自社便のほか、各地で地方のバス会社と提携していまして、それらを含めたネットワークは相当に細かくなっており、国内どこへでも行くことができます。
また、大手バス会社のニューマンズ・コーチラインズ社とも提携関係にありますので、これら提携各社の便を含めた時刻表も発行しています。この時刻表はバスターミナルや、主要都市の観光案内所などで確認できますので、長距離バスをメインに利用し旅行する人はぜひ手に入れておきたいです。
ちなみに、InterCity(インターシティ)ならネット上の公式サイトから事前に予約することができますので、ニュージーランドへ行く前にぜひ予約しておくことを強くおすすめします!数ヶ月前にネットから予約すると、路線によっては1ドル運賃で乗れてしまう場合がありますので、早めの予約は必須です。
公式サイト:InterCity(インターシティ)
※英語のみとなります

シャトルバス
南島の各地にネットワークを広げるアトミック・シャトル社など、各地域内だけを運行する中小のバス会社もあります。
特徴は大手バス会社と比較して低料金であること。
短距離間ではミニバンやバンを使用することもありますが、長距離になると大手と同様の大型バスを採用しています。主要な宿泊施設からのお迎えサービスなど、サービス面でもわりと充実しているのが特徴です。
公式サイト:アトミック・シャトル
バックパッカーズ・バス
都市間の輸送ではなく、観光地を巡ることを主目的にしたのがバックパッカーズ・バス。
キーウィ・エクスペリエンス社とマジック・トラベラーズ・ネットワーク社がその代表格で、これらのバスは、北島・南島それぞれに主要都市と観光ポイントを巡る大きな周回ルートで運行しています。
利用者は各ルートごとに有効なパスを買えば、そのルート上の同一方向のバスに何度でも乗降り自由になるという仕組み。あるいは通常の路線バスと同様に、区間ごとにチケットを買っての利用も可能です。
割引運賃/お得な周遊バス
ニュージーランドの長距離バスには様々な割引運賃などが用意されていまして、それらを利用すれば移動費を大幅に節約することができますから、ぜひ参考にしてみてください。
インターシティ/ニューマンズ・コーチラインズの割引運賃
手軽に利用できるバックパッカー割引は、YHA、BBH、VIPなどの各バックパッカー組織の会員証をチケット購入時に提示するだけで通常運賃の10~15%割引になるというもの。ほかにノン・リファンダブル料金(払い戻し不可)があり、正規料金より25~50%割引されるものがあります。両社の周遊バスは、それぞれ以下の通りです。
フレキシー・パス
12ヶ月間有効のフレキシー・パスは15~60時間といった時間単位で購入するプリペイドシステムで、購入した時間分のみバスが乗り放題になります。時間の追加購入も可能ですし、南北島間を移動するインターアイランダーのフェリーにも利用できます。出発の26時間前までに予約する必要があるので要注意!
トラベルパス
インターシティ/ニューマンズ・コーチラインズに乗り放題になるお得なバス。39種類のルートから選べ、1~14日分まで購入できます。有効期間は12ヶ月間で、断続的に利用してもOK!南北島間のインターアイランダーフェリーも含まれています。
長距離バスの利用方法
長距離バスの利用方法になりますが、簡単に説明しますと、
①ネットからの予約
②乗り場で名前を告げて乗る
の2つになります。
日本にいながら事前にネット上の各バス会社の公式サイトから予約することができまして、いざ乗る時には名前を聞かれますので、予約した際に入力した名前を言えばそれだけで乗れます!念のために予約したのがわかる予約確認メール等を保存しておくと良いかもしれません。
事前に日本で予約をしておく!
路線バスは完全予約制となります。
座席の定員以上に乗客を乗せることは一切ないので、予約を忘れないようにしよう!電話予約は各社の専用デスクでも出来ますし、観光案内所「アイサイト」やホテルなどの宿泊施設などでチケットを購入することも可能です。
特に観光シーズンの12~3月頃は、観光名所を結ぶ路線では2~3日間前までの予約は欠かせません。また大都市以外の町や小さなバス会社では、それぞれの宿泊施設をまわって乗客を乗せてくれることもあります。
また、すでに紹介したようにInterCityなどは数ヶ月前に予約すると、驚愕の1ドル運賃(=約70〜80円)で乗れてしまいますので、できれば早めに予定を立てて予約すると安く済ませることができますよ!
現地でのバスの乗り方
長距離バスの発着場所は、大都市では専用ターミナルがあり、それ以外の小さな町では観光案内所や一般の商店、ガソリンスタンドなどに業務を委託していることが多いです。
バスの乗り場には発車時刻の15分前までに集合することになっていますので遅れないようにしましょう!私は一度だけバスが予定時刻よりも早く来て、置いて行かれてしまった経験があります^^;
また、荷物は手回り品以外すべて荷物室に預けます。
のどかなバスの旅
一部のシャトルバスを除き、バスは大型で座席はゆったりしています。
バスでの飲食は基本的にNG。道中ドライバーが見どころをアナウンスしたり、写真を撮るためしばし停車してくれたりもします。また2時間に1回程度の割合で、途中の町に立ち寄り30分程のトイレ休憩があります。
到着地の町では乗客の要望に応じて、目的の場所に近いところで降ろしてもらえることも多いです。
キャンピングカー
ニュージーランドを旅行しているとキャンピングカーの姿をよく見かけます。車に寝台、キッチンなど移住空間を備えた車で、各地にあるホリデーパークを泊まり歩くのは、旅のスタイルとしてポピュラーです。
日本人旅行者の多くはあまり利用しませんが、数週間じっくりニュージーランド中を巡るのでしたらぜひオススメです!日本車が多いですし、ハンドルの位置も道路もニュージーランドは日本と全く同じですので運転しやすいのも特徴。
キャンピングカーの設備と使い方
キャンピングカーの主な設備はベッド、キッチン、ダイニングテーブルなど。
大型のものにはトイレやシャワーも付いていまして、2、4、6人用のタイプが一般的。ニュージーランド各地にあるホリデーパークでは、キャンピングカー用に電源付きのスペースが用意されているので、充電すること照明や冷蔵庫などを使用することができますので快適です!
利用料金は一人につき$20前後。シャワーやトイレは、ホリデーパークの共同設備を使ってもOKです!
キャンピングカーのレンタル
ニュージーランドでは、一般の大手レンタカー会社はキャンパーバンのレンタルは扱っておらず、代わってキャンピングカー専門のレンタル会社がいくつか存在します。
いずれも日本に支店はありませんので、自分で直接コンタクトを取って予約する必要がありますので英語が多少なりとも出来ないと厳しいかもしれません。
また、夏のシーズンはかなり需要が高いですので、早めの予約が不可欠!
ホリデーパークとは?
ニュージーランドの各地には「ホリデーパーク」と呼ばれる自動車利用型のキャンプ場があります。
キャンピングカー用の電源施設や水道、排水施設を持つキャンピング地をパワーサイト、通常のテント用の芝地をノンパワーサイトといい、その他ベッドが付いた個室や、牽引型のキャンピングカーを地面に固定した宿泊施設、モーテルに近い大型ユニットタイプの客室など、さまざま宿泊施設が用意されています。
共同施設はキッチン、バスルーム、ラウンジ、ランドリーなどが一般的。
寝袋やバスタオルは有料でのレンタルを行っているところもありますが、基本的には自分で用意する必要があります。共同キッチンには電熱式の調理台、湯沸かしポット、トースター、冷蔵庫などがあり、自由に使うことが出来ます。また、キッチン付きユニットには一通りの調理器具と食器類が室内に揃っています。
パークのオフィスに貸し出し用の調理道具類があることもあります。なお、車で長旅をする人はクーラーボックスを買っておけば、飲み物や生鮮食品の保管に重宝します。
レンタカー
ニュージーランドはドライブ旅行に非常に適した国です。
日本と同じ左側通行であるうえに、ハンドルの位置も同じ。さらに言えば、日本車の数はものすごく多いですので、日本での運転とほとんど変わりません!朝のオークランド周辺の渋滞等を除けば、全般的に交通量が少なく渋滞もほとんどありません。国中をカバーする道路網を利用して、快適で効率のいい旅を楽しむことが出来ます♪
レンタカーを借りる
ニュージーランドでのレンタカー利用に関することを紹介していきます。
当たり前ですが、レンタカーを借りるには国際運転免許証を日本で事前に発行しておく必要がありますので、忘れないようにしましょう!これを忘れてしまうと現地でレンタカーを借りることはできません。
レンタカー会社の種類
ニュージーランドの大手レンタカー会社として、
などがありまして、これらの会社は空港ロビーや、町の中心部にオフィスを構えているので便利です。
車のクオリティや整備、事故や故障時のバックアップ体制もしっかりしてる上、国内各地にオフィスがあるので、プランによっては ”乗り捨て” もできます!上記大手3社はいずれも日本国内にも予約窓口があり、日本での予約を条件とする割引もありますので、各社に問い合わせてみましょう。
これら大手レンタカー会社のほか、ニュージーランド各地に中小規模のレンタカー会社もあります。全般に大手よりも料金は割安なので、限られた地域内でのドライブ旅行には好都合です。
レンタカーの料金システム
大手・中小に問わず、ほとんどのレンタカーは走行距離無制限、すなわち走った距離に関係なく料金は一定。ただ、安さをうたった期間限定のキャンペーン料金などでは、走行距離によって料金が変わるものがあります。料金はすべて1日単位。これ以下の時間単位の設定はありません。
ガソリンは料金に含まれないので満タンにして返却する必要があります。乗り捨て料金は区間などによって異なるので、これも要確認!一般的に大都市間は乗り捨て無料とする会社が多いです。
レンタカーを予約する
予約する際に伝えることは、以下の3つ。これは日本で予約する場合でも、ニュージーランド国内でも一緒。
1. レンタル開始・終了の日にちと時刻
料金設定は24時間単位で、例えば月曜の正午から3日間借りる場合、返却のタイムリミットは木曜の正午ということになります。これを過ぎると追加料金がかるので、1日長く借りたほうがお得になることも多いです。
2. 借りる場所と返す場所
乗り捨て料金の有無、金額はこの段階で確認を。
3. 車のタイプ
レンタカー会社では車をクラスによって分けており、予約の際は車種ではなくクラスによって指定します。レンタカーのほとんどは日本車です。また小型の多くはマニュアル車ですので、オートマ車を希望する場合は中型車以上に限定されることがあります。
南北島間のレンタル
ニュージーランドは南島と北島との二つに分かれた国です。そこで、ニュージーランド全土をレンタカーでドライブする際には、いくつか知っておくべきことがあります。
まず、大手レンタカー会社の場合は、基本的に借りた車をフェリーで勝手に移動させてはいけません。例えば、クライストチャーチからオークランドまで片道レンタルをする場合、ピクトンでいったん車を返し、フェリーで海峡を渡った後にウェリントンで別の車を新たに借りるという手続きを踏みます。
会社によっても異なりますが、レンタルの契約がひと続きの場合は、ピクトンでは精算の手続きなどはなく、単純に車を返すだけ。ウェリントンでも同様に契約書へのサインなどは必要なく、新たに車のキーを受け取るだけでOK!
ただし、このような流れはピクトン、ウェリントンにオフィスを持つ大手のレンタカー会社に限られ、それ以外の会社ではドライバーが自らフェリーで車を移動させる必要があります。どちらのケースにあたるか、レンタル開始時に確認を忘れずに。
レンタカーを借りる
まずは空港や町のレンタカー会社のカウンターへ。その際に必要なのは、まず国外運転免許証。これはもちろん、日本出発前に取得しておく必要があります。
そして、国際運転免許証と共に必要になるのがクレジットカードになります。
これは支払いの手段ではなく、信用保証のために求められるもの。日本で料金前払いのクーポンを購入した場合でも、やはりクレジットカードなしに車を借りることが出来ないので注意です!
そのほか借りる際に聞かれることは任意保険をどうするかということで、必要に応じてサイン(契約)をします。日本で予約済みの場合は、契約内容に含まれる保険と重複していないかも確認。また、契約本人以外に車を運転する人がいる場合、その人の名前も契約書に登録する。
以上で手続きは終わり。予約してあれば、ほんの数分で済みます!
クレジットカードに関して…
クレジットカードは、アメリカン・エキスプレスやマスターカード、VISAなどが使えます。マスターカードとVISAのどちらかは絶対に持っていくようにしましょう!
ニュージーランド旅行におすすめなクレジットカードは以下のページで紹介していますので、ぜひそちらを参考にしてみてください!

レンタカーの返却
期間内のレンタルを終了して、目的地のオフィスに車を返却します。ここでの手続きはごく簡単。ガソリンはあらかじめ満タンにしておきますが、もし何らかの事情で出来なかった場合は、契約書カバーに印刷されたガソリン計の目盛りに、現在量をチェックします。
一般のガソリンスタンドよりはやや割高ですが、払うべきガソリン代が加算されます。合わせて帰着地点のキロ数をメーター通りに記入してカウンターに持っていけばOK!また、これらの記入作業をスタッフが代行してくれる場合は、最後に数字を確認するだけで済みmasu.
コンピュータがすぐに計算し金額を出してくれ、料金はレンタル開始時にチェックしたクレジットカードによって引き落とされる。
国外運転免許証について
国外運転免許証は、日本の運転免許証と一緒に携帯しなければなりません。
レンタカーの年齢制限に関しては、会社によっては25歳または21歳以上の年齢制限を設けています。先程挙げた大手3社の日本窓口では以下のように対応しています。
ハーツ=21歳以上(一部25歳以上もある)
エイビス=25歳以上(プランにより21歳~24歳も可)
バジェット=21歳以上
※上記は日本国内の規定であり、ニュージーランド国内で予約手続きを行う場合は同じ会社でも対応が異なることがあります
レンタル料金は?
会社や時期、利用期間によって異なりますが、コンパクトカーの場合は冬は1日$50~80、夏は$60~90くらいが大まかな目安。保険をフルに活用すると1日$10程度が加わり、また、25歳未満の場合には別途ヤングドライバー料金が必要な場合もありますので要確認です。
レンタカー乗り入れ禁止の主な区域
会社によってはレンタカーの乗り入れを禁止している区域があります。
下記は多くのレンタカー会社が乗り入れを禁止している区域。
南島→クイーンズタウン近郊、スキッパー・ロード
北島→コロマンデル半島最北端部、レインガ岬にいたる90マイルビーチの砂浜
各レンタカー会社で事前に確認しておきましょう。
JAF海外サポートについて
JAF(日本自動車連盟)は国際旅行同盟(AIT)に加盟しており、同じく加盟国であるニュージーランドの自動車クラブ(ニュージーランド自動車協会NZAA)と相互サポートを提携しています。
JAF会員は、NZAAのロードサービスや旅行・道路情報サービス、キャンピングサービスなどを受けることが出来ますので、サービスの利用法などをJAFのホームページや窓口で確認しておきましょう!
駐車時の注意
街なかでは駐車できる場所と可能な時間などが細かく決められ、標識に示されています。違法駐車はもちろん、時間超過も係員が厳しくチェックしているので注意!パーキングメーターも多いが、ある程度長くなる場合は駐車場に入れたほうが割安です。
場所によって夜間・休日はパーキングメーターは無料で開放され、その曜日や時間は個々に表示されています。なお、都会では車上荒らしも多いですので、荷物を車内の見える場所に放置するのは危険です。
ガソリンについて
ニュージーランドではガソリンのことをペトロル、ガソリンスタンドはペトロルステーションと呼びます。
土・日曜日はほとんどの商店が閉まるニュージーランドでも、ガソリンスタンドだけは毎日営業。軽食やドリンクなども売っており、ちょっとしたコンビニ的役割を果たしています。
人家の少ない地域では、ガソリンスタンドの間隔も数十キロ以上ということが珍しくないので、郊外に出たら早めの給油を心掛けましょう。給油は基本的にセルフサービスで、ガソリンの値段はリットルあたり$1.9くらいから。レンタカーの場合、ガソリンはレギュラーが一般的。車を借りる際に確認しておきましょう!
事故に遭遇してしまったら
万が一事故に遭った場合にどうするか?
さまざまな状況があるので一概に決めるのは難しいですが、基本的には現場を保存すること。日本では他の交通に配慮してすぐに事故車を移動することが多いですが、ニュージーランドでは事故が起こると現場周辺の交通は直ちに停まるのが通例。もちろん負傷者がいれば、応急手当を最優先して行います。
そのほかでは、事故関係者の連絡先、ナンバープレートなどを控えること、警察やレンタカー会社に連絡することなどが必要となります。会話力が不十分な場合、その場での交渉ごとは避けるべきです。
ニュージーランドの道路事情
ニュージーランドの道は左側通行と日本と同じで運転しやすいです。ただし、日本とは交通事情や法規の違う部分も少なくありませんのでそれらをしっかり把握しておく必要があります。
ハイウェイとモーターウェイ
ニュージーランドでは全土にステート・ハイウェイ網が整備されています。
日本ではハイウェイというと高速道路を意味しますが、英語では一般国道を指します。これらは自動車専用道路ではないので、乗用車の制限速度は、市街地では50km、郊外では100kmと定められています。
しかし、実際には郊外で120km以上で飛ばす車も少なくなく、車の流れは相当に速いです。カーブやアップダウンが多い道でこのスピードなのですから、日本の感覚だと最初は戸惑うかもしれません。慣れないうちは無理に飛ばさず、速い車は先に行かせればいいだけです。
ただ、極端に遅いのは逆に危険で、日本のように時速50〜60kmで走っていては、流れに乗ることは出来ません。
これとは別にモーターウェイと呼ばれる自動車専用道路もあります。
大都市周辺にあるだけで、距離はそう長くありません。制限速度はハイウェイと同じで、通行料もほとんど無料。緊急時以外の一時停止は禁止され、自動車、歩行者は入れません
有料のモーターウェイとしては、オークランド以北に開通した約7.5kmのノーザン・ゲートウェイはニュージーランドでは珍しい有料道路。通行料は普通乗用車で$2。
支払いは①事前オンライン決済、②通行後3日以内にオンラインもしくは電話で、③有料道路手前の支払い機でとなります。
ラウンドアバウト
日本の駅前によくあるロータリーと形は似ていますが、信号がなくても交差点の車をスムーズに流す動きを持ちます。基本は「自分の右側にいる車が優先」。先にラウンドアバウトに入っている車が優先なので、右から来る車をやり過ごしてから進入する。ラウンドアバウトの中を先に走っている間は、一時停止の必要はありません。
ギブウェイ
優先道路に合流する手前にあります。
「道を譲れ」のサインで、合流先の道路が優先であることを示しています。路面には白い停止線が引かれていますが、完全な一時停止が義務付けられているわけではありません。見通しがよく、安全が確認できればそのまま進入してOK!ラウンドアバウト進入時にもこのルールが適用されます。
右折と左折
交差点で右折と左折の車が出会った場合、右折車が優先となります。日本とは逆のルールなので特に注意が必要。なお、このルールは2012年3月よりルール変更開始。
キープレフト
日本同様、常に左側を通行するというルール。特にモーターウェイは、追い越し以外は必ず左側車線を通行しなくてはなりません。
踏切
踏切での一時停止は必要ありません。幹線道路にある踏み切りはすべて警報器付きですが、郊外のいなか道では警報器がない場合もあります。踏切手前の標識に注意しましょう!
1車線の橋
郊外の道では対面の2車線道路でも、橋だけ1車線になることも多いです。この場合いずれかの側に、橋の手前にギブウェイの標識がありますのでこれに従う。見通しの悪いことが多いですので、優先側でも注意すること。
横断歩道
横断歩道上での歩行者優先は、かなり徹底されています。
渡ろうとしている人を見たら必ず停まること。
運転のマナー
クラクションは非常時を除いて使いません。停車中、不要なアイドリングは禁物。エンジンのかけっぱなしは、騒音と排気ガスの両面で非常に嫌われますので要注意!
レンタカーに関するQ&A
公共の交通機関はありますか?
ニュージーランドの主な長距離移動手段は、バスまたは飛行機です。長距離バスは国内の交通機関のうち、国内全土をカバーする最も細かいネットワークを持っています。短期間で効率良く国内各地を移動するには、国内線の飛行機を利用するのが良いでしょう。
鉄道も走っていますが、全国を網羅しているわけではありません。また、主要都市には、公共の交通機関として市バスが発達しています。空港から市内までは、バスやタクシー以外にシャトル・バスという乗り合いタクシーもあります。
どのようなレンタカー会社がありますか?
ニュージーランドには、バジェットやハーツ、エイビスなど、大手レンタカー会社があります。これらは、日本でも予約が可能なほか、全国各都市にオフィスを構えているので、プランによっては乗り捨てもできます。
また、万一の時にも安心な、現地日本人が経営するレンタカー会社もあります。
Jレンタカー/J Rental Car(日本語OK)
テイク・ワン/Take1(日本語OK)
エイビス/Avis
バジェット/Budget
ハーツ/Hertz
レンタカーは何歳から借りられますか?
ニュージーランドでレンタカーを借りることができる法的年齢は21歳以上と決められていますが、レンタカー会社によっては25歳以上の年齢制限を設けています。また、21歳~24歳でも保険の補償金などの制限付きで借りられる場合もあります。
車を借りるときに何が必要ですか?
ニュージーランドで車を運転するのに必要なのが、国際運転免許証または日本の自動車運転免許証の英訳です。レンタカーを借りる際には、このほかに保証としてクレジットカード番号や現金またはトラベラーズチェックが必要な場合があります。
運転のルールは日本と違いますか?
日本からの旅行者でも比較的運転しやすいニュージーランドでは、ドライブの旅がおすすめです。ただ、日本と同じく左側通行ですが、異なる交通ルールもあるので注意しましょう。
例えば、右折優先のルール。交差点では常に、右へ曲がる車を優先させます。また、ラウンドアバウトという信号代わりのロータリーでも、常に自分の右側にいる車が優先で入ってきます。
また、郊外では2車線の道路でも、橋になると1車線になり、標識に従ってどちらかを優先させます。制限速度は街中で時速50km、モーターウェイや郊外の国道では時速100kmと決められています。郊外の道は道幅も広く、ローカルの人々はかなりスピードを出しますが、あせらず自分のペースで運転しましょう。
ヒッチハイクはできますか?
ヒッチハイクは、旅費を安く抑えたい旅行者に人気のある移動手段です。ニュージーランドでは、ドライブしていると、道端に立って合図を送っているバックパッカーや若者をよく見かけるかもしれませんが、近年、ヒッチハイクによるトラブルが相次ぎ、ニュージーランド人の間でも「ヒッチハイクは危険」という見方が強くなっています。
まとめ
少し長くなってしまいましたが、ニュージーランドでの移動に関する情報を紹介しました。
基本的にニュージーランドは車社会ですが、旅行者用には飛行機や長距離バスなどが充実していますので、行きたい場所には不便なく行くことができます!日本と比べると交通費は安いですし、数ヶ月前に予約すればさらに安くすることができますので、 “早めの予約” を強くおすすめしますね!