2024年【PR】

ニュージーランド航空の評判&口コミ&実際に乗ってみた感想

現在ニュージーランド航空は、日本の3つの空港(成田空港/羽田空港/関西空港)からニュージーランド(NZ)のオークランド国際空港までを、約11時間で結ぶ直行便を国内で唯一運行しています。

ニュージーランド航空は世界的に有名な航空会社で、航空会社の安全度などを評価するランキングで堂々のベストエアラインに選ばれている、まさに世界No.1と言っても過言ではない航空会社なのです。

また、ニュージーランド航空は座席を3列倒して寝そべることが可能な「スカイカウチ」という座席を初めて導入したことで、部門別ランキングでも非常に高い評価を得ています。

ニュージーランド航空は斬新なアイディアを実行することで度々話題になりますが、近年では機内で流れる「機内安全ビデオ」に、NZの人気映画『ホビット』のキャラクターを使用したり、世界中のトップサーファーを起用したりと、話題作りにとても積極的な航空会社でもあり、それが多くのお客様を呼び寄せている要因にもなっています。

ニュージーランド航空公式サイト

日本からニュージーランドへ

日本からは成田空港と羽田空港、関西空港(季節限定)の3つの空港から、ニュージーランドへはオークランド国際空港(北島)へ行くことができます。以前はクライストチャートへ直接向かう便もあったのですが、利用客の減少などが原因で今では直行便は廃止されていますので、もし行く場合にはオークランドで一度乗り換えをする必要があります。

初めてニュージーランドを訪れる方の大体7〜8割くらいはニュージーランド航空を利用しており、それ以外の方は他国を経由して行く方法を選んでいる感じです。

所要時間

成田空港と羽田空港、関西空港からオークランド国際空港までの所要時間は、往路は約10時間40分で復路は約11時間となっております。行きよりも帰りの方が若干飛行時間が長くなっていますね。

また、成田空港から出発しても関西空港から出発しても飛行時間は変わりません。

座席

ニュージーランド航空の座席は「ビジネス・プレミア」、「プレミアム・エコノミー」、「エコノミークラス」の3つに分かれており、各シートはそれぞれの特徴があります。

エコノミークラス


まず「エコノミークラス」ですが、こちらの座席はほとんどの方が利用する普通のエコノミークラスでして、個人的には他の航空会社よりも座席に少しゆとりがあるように感じますし、何より機内がとても綺麗ですね。

ニュージーランドへは約11時間の長時間フライトですけど、エコノミークラスでも十分快適です!


プレミアム・エコノミー

2018年ベストプレミアム・エコノミークラスで1位を獲得♪

「プレミアム・エコノミー」は通常のエコノミークラス+αということで、スムーズなプレミアムチェックインのサービスや、機内での上質なワインや料理などエコノミークラスよりもグレートUPしたものを味わうことができます。

座席の広さも通常のエコノミーよりも広くなっており、長時間のフライトを退屈することなく過ごすことができるのです。


ビジネス・プレミア

「ビジネス・プレミア」はニュージーランド航空機の中で最上ランクの座席となっています。

ニュージーランド産の豪華なお食事やレザー張りのアームチェアー、専用ディスプレーなど充実したサービスが揃っています。専用チェックインカウンターやラウンジ、クラランス製品と靴下、アイマスク、歯磨きセット、耳栓、ペンが入ったアメニティキットを利用することができるのです。


エコノミー・スカイカウチ

img_0

ニュージーランド航空機787-9型機においては「エコノミー・スカイカウチ」という座席が用意されており、スカイカウチとはエコノミー・シート3席が連なる一体型シートのことです。

こちらはゆっくりと休みたいお客様に大変おすすめでして、手足を伸ばしてリラックスしたり、お子様の遊ぶスペースとして使ったり、なんと座面が楽々フラットになるためとても快適な空間を過ごすことができるのです。

航空運賃

通常、日本とニュージーランド間の往復の運賃は約11万円〜が一般的で、そもそもニュージーランド航空はLCC(ローコスト・キャリア)ではなく従来からある航空会社ですので、受託手荷物や機内サービスなどの料金が全て含まれています。ですので、運賃は決して安いということはなく、上質なサービスに見合った運賃を提供しているのです。

ちなみに、ニュージーランド航空の各座席の通常運賃は以下の通りです。

エコノミークラスが108,000円

プレミアム・エコノミーが228,000円

ビジネス・プレミアが393,000円

> 公式サイトなら最低保証価格

なお、ニュージーランド航空は頻繁に運賃キャンペーンを実施しており、10万円を下回る運賃で航空券を販売していることがよくあります。最近も9万円以下の運賃で販売したことが多々あり、お得にニュージーランドを訪れることができるのです。

以下のページでは、ニュージーランド航空が実施している運賃割引セールの情報を配信していますので、少しでも安く航空券を購入したい方はぜひ覗いてみてください。(随時更新しています)

 

 

ニュージーランド航空の評判って?

ベストエアラインにも選ばれ、ありとあらゆる航空会社のランキングで常に上位を維持しているニュージーランド航空の評判は実際にどうなのでしょうか?

大手の旅行会社がH.I.S.が行った総合評価では5段階中4.4というポイントを取っており、「とても良い」という評価が最も多くなっています。

 

ジャンル別評価

 

機内での接客 4.5
客室乗務員に対する評価はとても良く、「とてもフレンドリー」や「気が効く」と言ったコメントがとても多く寄せられています。また、日本語を話せる乗務員もいるため日本人観光客にしっかり対応しています。
設備の充実さ 4.2
特に最新型機の設備は素晴らしく、座席に備わっているタッチパネルで乗務員を呼んだり、お食事が注文できたりします。毛布や枕、ヘッドフォン……..などの設備も良く、エコノミークラスの方からの評価も高いです。
食事が美味しさ 4.2
食事は和食か洋食のどちらかを選択しますが、総じて「食事は美味しい」という評価がとても多く、食事の味に不満を持っている方はほとんど見受けられません。また、NZ産ワインなども機内で飲むことができ、満足度がとても高くなっております。
シートの快適さ 4.0
エコノミークラスは勿論のこと、「プレミアム・エコノミー」や「ビジネス・プレミア」に搭乗されたお客様からの評価は特段高く、ゆっくりくつろぐことができるスペースが十分に確保されているため目的地に到着するまで快適な空の旅を楽しめます。
エンターテインメント 4.2
離陸前に見る「機内安全ビデオ」はユニークで、乗客を楽しませる工夫がされており高評価。さらに「座席で観れる映画やドラマの種類が豊富」という意見も多々あります。
清潔さ 4.2
清潔さに関して、多くの日本人は厳しい目でチェックしていると予想されるのですが、この評価もとても高く、日本人が十分満足できる清潔さという証になっています。
コストパフォーマンス 3.8
航空運賃に対するパフォーマンスも十分良く、「運賃に見合ったサービスである」と感じたお客様が大多数を占めます。

ジャンル別に見てもほとんどが4ポイント以上を取っており、全体的にサービスの質は高いと言えます。日本人のお客様は特にサービスの質や清潔さを重視する方が多く、割と厳しい評価をされるのですが、その中でのこの数値ということで、まさに多くの方が高く評価している航空会社という証です。

また、H.I.S.のニュージーランド航空に対するクチコミでもほとんどの方が満足しており、「また乗りたい」という方が沢山いらっしゃいます。しかし一方で、「食事の量が少ない」という意見や「思っていたよりも機体が古い」と言った意見も目にすることができますが、こればかりは個人差がありますので仕方ありませんね。

総じてお客様からの評価は他の航空会社と比べると圧倒的に高く、「また乗りたい」と思わせるような質の高いサービスを提供しているのが伺えます。

 

実際に搭乗してみた感想

これまで複数回利用しているニュージーランド航空ですが、この度2018年5月に成田発オークランド着の便(エコノミークラス)に搭乗してきましたので、その搭乗記と感想を書いていきたいと思います。

まず、成田空港から出発する場合、ニュージーランド航空のチェックインカウンターは第1ターミナルの南ウィングになります。私の場合は「I」カウンターでした。

チェッインを済まし受託手荷物(スーツケースなど預ける荷物)を預けたら、続いてはX線検査場→出国審査という順序になります。休日や連休など、X線検査場は混雑することがありますので、早めの通過がおすすめ。

無事に出国することができたら時間前までに搭乗ゲートへ向かい搭乗時刻まで待ちます。

そして、搭乗時刻になったら搭乗。

ニュージーランド航空の機内は紫色でいい雰囲気を醸し出しています(笑)

エコノミークラスの座席が上の写真になりますが、各座席には毛布ヘッドホンが置いてあります。座席のスペースはとても広いとは言えませんが、脚をギリギリ組むことができるスペースは確保されています。そして、背もたれは頭の位置に合わせて調整できるようになっているので快適です。

 

成田発の便は787-9型機ですので、新しくて最新です!

そのため、実際の機内はとても綺麗で快適に過ごせます。ANAやJALなんかと比べても全然綺麗なのには驚きましたね。

また、設備なども新しくて、例えば窓を開け閉めするのは手動ではなくて自動になっていたり、各座席にはスマホを充電することができるUSBポートがあったり、PCを充電することができるコンセントも備わっています。(変換プラグが必要)

1席1席にコンセントが付いているのは非常にありがたいですし、ずっとPCをやることができるので、長いフライトもあっと言う間です!

そして、食事は2回あります。

成田発が18時以降ですので、まずは夕食。そして、オークランド国際空港到着前に朝食が配られます。

食事内容は季節によって変わるかと思いますが、基本的には和食と洋食の2パターンで、それぞれ選ぶことができます。海外のほかの航空会社に乗ると、とんでもなく不味い食事に遭遇することがあるのですが(笑)、ニュージーランド航空の食事は美味しいです♪

それは和食、洋食どちらを選んでも!

決して食べられないというようなことはありません^ ^

ちなみに、食事内容は事前に客室乗務員から説明があります。まずは英語で説明され、そのあと日本語での説明もしっかりあります。「和食をご希望の方はチキンを、洋食をご希望の方はビーフを」といった感じでアナウンスされます。

そのあと、客室乗務員が順番に食事をどちらにするか聞いてまわってきますので、希望の食事を伝えましょう!客室乗務員に関してですが、日本語が話せる客室乗務員だった場合には日本語でもOKですし、話せない方でしたら「チキンかビーフ」かで答えれば大丈夫です。(先程の例の場合)

 

客室乗務員に関して

ニュージーランド航空の日本路線には、必ずと言っていいほど1人以上は日本人客室乗務員が搭乗しています。さらに、日本人客室乗務員でなくとも、日本語が話せる乗務員が複数人搭乗していますので心配する必要はありません。

料理の説明も入国&税関カードの記入に関しても、日本語のアナウンスが必ずありますし、わからない事があったら日本語で尋ねることができます。

今回搭乗してみて、数年前よりも日本人に対応しているなと思いました。あれだけニュージーランド航空は日本人に利用するようプロモーションしてますから当然と言えば当然なのですが、まるで日本の飛行機に乗っているかのようです。

また、客実乗務員は皆とてもフレンドリーで親切なのが特徴的です。

 

入国&税関カードの記入

入国&税関カードは全て英語で書かれていますが、各座席にあるモニターに書き方が載っていますので、英語ができない方でも全て埋めることができます。

この入国&税関カードは嘘偽りなく回答する必要がありますので、そこだけ注意が必要です。もし入国時に申告しているのと違うことが発覚したら罰金等があります。

また、カードの記入にはパスポート番号ニュージーランドでの滞在先住所の記入が必要ですので、この2点だけはあらかじめメモっておくといいと思います。そして、記入するためのペンを必ず持っていきましょう。

 

搭乗から降機までの流れ

搭乗→シートベルト装着確認→シートベルトサインが消える→入国&税関カードの配布→飲み物の提供→夕食の提供→食事やゴミの回収→機内消灯→機内点灯→飲み物の提供→朝食の提供→食事やゴミの回収→飴の提供→シートベルト装着確認→着陸降機

ざっと一連の流れは上記の通りになります。

約11時間のロングフライトになりますが、成田発オークランド着の場合には就寝しますので、意外とあっという間です。また、帰りに関しても座席にコンセントがあり充電できますので、PCやスマホをいじっっていれば直ぐです^ ^

 

ココが惜しい!ニュージーランド航空

今回搭乗してみて、惜しい点が1つだけありました。

それは機内Wi-Fiがないことです。

これは他の航空会社でも導入していないところは多々ありますが、日本からニュージーランドは長時間フライトになりますので、正直Wi-Fiが導入されればかなり快適に過ごせること間違いないでしょう!

もちろん無料とまでは言いませんから、有料でいいので直ぐにも導入してほしいところです。

もしWi-Fiが導入されたら、間違いなく完璧なエアラインですよ♪

 

総合的な感想

実際にニュージーランド航空を利用した感想ですが、第一印象としては日本のお客様にしっかり配慮していると感じましたね。

チェックイン時に応対するスタッフの方はもちろんのこと、日本人の客室乗務員もしっかり搭乗されており、日本語で気軽に話しかけることができます。ですので英語が苦手な方でも税関カードの記入の仕方など分からない事を日本語で聞くことができるので、とてもありがたいです。

客室乗務員の方は皆フレンドリーで親切に見受けられましたし、注文に対して笑顔で応対してくれるところがとても印象的です。

サービスの面では申し分ないくらい満足の行くサービスで、積極的に水やアメなどを配っているところもあまり他の航空会社では見かけない点だと感じました。また、日本人以外の客室乗務員の方が「ありがとうございました」など簡単な日本語で挨拶してくれる点もしっかり日本のお客さんを配慮していると思います。

就寝時間の際には、機内を出来るだけ真っ暗にして乗客が寝やすい環境を作るために、空いている座席のモニターや、すでに寝てしまっている方のモニターの電源を切ったり、こまめに対応している点もとても評価できます。

食事に関して、前もって食事のメニューを日本語で説明してくれ、注文時にどう言えば良いのか(例えば日本食は「フィッシュ」、洋食は「チキン」など)も教えてもらえるので、英語ができなくても心配することなく気軽に注文することができます。好みの食事を選択できなかった場合には次回の食事の時に優先的に食事を配ってくれ、これもとても良いサービスだと思いました。

ちなみにニュージーランドから日本へ帰ってくる際、オークランド国際空港でのチェックインはほぼ全てが「自動チェックイン機」を使用してのチェックインとなっており、日本語にもしっかり対応しているため並ぶことなくスムーズなチェックインができます。

実際に乗ってみて、なにより往復約10万円で日本からニュージーランドへ乗り換えなしで直接行くことができ、しかもこれまで紹介したような質の高いサービスなため、個人的には大満足でした。

初めにも書きましたが、飛行機にあまり慣れていない日本人観光客でも十分安心して乗ることができるよう航空会社側がしっかり配慮しています。

過去にニュージーランド航空以外の航空会社を利用してニュージーランドへ行ったことがありますが、その場合乗り換えはありますし、そこまで高いサービスが受けられず決して快適とは言えませんでした。もし日本からニュージーランドへ行かれる場合は、間違いなくニュージーランド航空がおすすめですね。

 

さらに詳しい搭乗記は以下のページに書いています。

 

タイトルとURLをコピーしました