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ニュージーランドの首都といえば北島にあるウェリントン、ニュージーランド最大の都市といえば同じく北島にあるオークランド、そしてニュージーランドで3番目くらいに有名な都市といえばクライストチャーチです。
もしかしたらニュージーランドに興味関心がない方でも、「クライストチャーチ」という名前を聞いたことがあるかもしれませんし、頭のどこか片隅にでも覚えている方はいらっしゃるのではないかと思います。
それは、2011年初頭にニュージーランドの南島にあるここクライストチャーチで大地震が起こり、語学留学をしていた日本人が何人か亡くなったからに他なりません。その後、日本では東日本大震災が起こり、ニュージーランドでの地震のことは忘れられてしまいましたが、クライストチャーチでも甚大な被害があったのです…。
そんなニュージーランドで3番目ともいえる都市クライストチャーチですが、ここは南島の玄関口としてクライストチャーチ空港があり、以前は日本から直接クライストチャーチで行くことができました。
しかし、いまではその路線はすでに廃止されており、日本からクライストチャーチへ行くには、北島のオークランド空港で一度国内線に乗り換えて行く必要があるのです。
直行便はすでに廃止
画像: NewZealand.com
すでに紹介した通り、以前は日本(成田空港)から南島のクライストチャーチへの直行便がありましたので、乗り換えなしで直接行くことができたのです!
しかし、利用者の減少などからその路線は廃止となり、それは今現在も続いています。
ニュージーランド航空が運航しているのは、日本の3つの空港(成田、羽田、関西)と北島オークランド国際空港間の路線のみで、残念ながら南島へ行く場合には、オークランドで国内線に乗り換えなければなりません。
今後、この路線が復活するかどうかは不明ですが、個人的な感覚ではおそらくこの路線が復活する可能性は少ないと思いますし、もし復活するとしたら、もっとニュージーランドの日本での知名度が上がって渡航者が増えた時だと思います。
ぶっちゃけ、「ニュージーランドの北島と南島を選べ!」と言われたら断然南島ですし、旅行するなら個人的にもクライストチャーチへの直行便があったらとても便利だと思いますので、復活してほしいといえば復活してほしいですよね。
日本人にも人気な「テカポ」も、クライストチャーチからは車で数時間の距離ですので、もし直行便が就航すれば日本とテカポの距離が近くなってこれまで以上に行きやすくなります!
なので、ニュージーランド航空にはぜひ、2019年のラグビーW杯や2020年の東京オリンピックをきっかけにもっとニュージーランドの知名度を上げてクライストチャーチへの直行便を復活させてほしいですね。
乗り換え1回で行けます!
直行便はないですが、日本からクライストチャーチへは乗り換え1回で行くことができます。
まずは、ニュージーランド航空を利用して一度北島オークランド国際空港へ行き、そこで国際線から国内線に乗り換えてクライストチャーチ空港へと向かいます。
オークランドからクライストチャーチへの国内線は、LCC(格安航空会社)のジェットスターと、大手航空会社のニュージーランド航空がそれぞれ運航しており、運賃的にはジェットスターのほうが若干安いものの、ニュージーランド航空とそこまで大差はありませんので、受託手荷物(スーツケースなど預ける手荷物)などがある場合にはニュージーランド航空を利用したほうがいいと思います。
運賃は片道4,000円〜7,000円台でありますので安く行けます。
また、この区間は1日に何便も飛んでいますので、日本からニュージーランドに到着する時間を目安に、時間に余裕がある便を予約すれば良いと思います。オークランド国際空港は、国内線ターミナルと国際線ターミナルがそこまで離れていませんので歩いて行くこともできますし、ターミナル間のバスでもすぐに行くことができます。
日本からクライストチャーチへは、ニュージーランド航空の航空券を購入する際に、「日本からクライストチャーチ」までの航空券を一度に購入できますので、公式サイトでは目的地をクライストチャーチと入力しましょう。
公式サイト:ニュージーランド航空
ニュージーランド航空は定期的に運賃割引セールをやっていて、その時期に購入することができればとても安く行けてしまいますし、たまにニュージーランド国内線が無料になるキャンペーンなんかも実施していますので、その時購入できれば、日本からオークランドへの運賃だけでクライストチャーチまで行けてしまうこともありますよ!
ちなみに、以下のページではニュージーランド航空の運賃セール実施の有無を随時更新していますので、気になる方は定期的にチェックしてみてください。

また、クライストチャーチへの行き方は以下参照。
