ニュージーランドの北島、オークランドから車で南へ4時間位の場所に位置しているロトルアという街は、近年日本のTVでも取り上げられることもあり、日本人観光客にとって有名な観光地になりました。
言うまでもなく、ニュージーランドは日本同様に火山国であるため、定期的に地震は発生しますし火山が噴火することもあります。それはつまり、日本人が大好きな”温泉”も沢山あるということになります。
このロトルアはニュージーランドの中でも特に地熱活動が活発な場所で、街の外れにはあちらこちらで蒸気が噴き出し、温泉が湧いているのです。この”温泉”が日本人にはとても親しみがあるため人気の場所となったのです。
そんな地熱活動が活発なロトルアの代表的なものが「間欠泉」というやつです。これは日本だと別府温泉などでも見ることができるのですが、このロトルアにある間欠泉は世界的にも有名なもので、1時間に1〜2回吹き出し、高く噴出する時でおよそ30mくらいになり、勢いのある間欠泉をみることができるのです。
この間欠泉が間近で見れる場所が「Te Puia」と言われる場所で、ここでは間欠泉の他にもマオリ文化の体験だったり、国鳥であるキウイを観察したり、ニュージーランドが凝縮した空間になっています。
また、このすぐ隣にもマオリ文化と地熱活動を見ることができる「Whakarewarewa The Thermal Village」という村がありますが、こちらでは間欠泉を間近に見ることができませんので（遠くから見える）、どちらか片方を訪れるならTe Puiaをオススメします。金銭的に余裕がある方は両方行ってみても良いとは思いますが、どちらも割と入場料が高いので個人的にはTe Puiaだけでも十分に思います。