大阪(関西国際空港)からニュージーランド(オークランド国際空港)への直行便が2016年に再就航し、現地ニュージーランドが夏の期間(10月後半〜3月)にだけ、大阪から乗り換えなしで直接行くことができます。
近年、日本からニュージーランドへ、ニュージーランドから日本へ行き来する人の数が増えているようで、需要もあることから、ニュージーランド航空は再び関西国際空港〜オークランド国際空港路線の復活を決めた次第です。
関西圏に住んでいる方や、関西よりも西側に住んでいる方にとっては、大阪から直接ニュージーランドへ行けるということで、国内の移動費用を節約することができます。
関西国際空港はLCC(ジェットスターやバニラエアやピーチなど)が飛んでいますので、地方から数千円で大阪まで来ることが可能なのです。
今回は、そんな関西空港発着のニュージーランド航空の直行便に関する情報を紹介していきたいと思いますので、渡航予定の方などはぜひチェックしてみてください。
2019-2020年度 運航スケジュール
関西国際空港 – オークランド国際空港の直行便は通年の運行ではなく季節限定の運行になっており、ニュージーランドが夏の季節(ハイシーズン)に週3便運行しています。
毎年運行時期は若干異なっており、2019-2020年は以下の日時での運行となります。
2019年10月25日(金)~2020年4月5日(日)
この時期はニュージーランドへ世界中から旅行者がやってくるため、ニュージーランドが最も混み合う時期となります。
また、運航する曜日は水曜日、金曜日、日曜日の週3便で、出発は関西国際空港21:00でオークランド国際空港には翌日11:25着となっており、逆に帰りの便の出発は、オークランド国際空港11:55発で、関西国際空港には19:00着となっています。
✅NZ98便(B787-9型)
関西国際空港 発 21:00 – オークランド国際空港 着 翌11:25(水・金・日)
✅NZ97便(B787-9型)
オークランド国際空港 発11:55 – 関西国際空港 着19:00(水・金・日)
オークランドに昼前到着ということで、ホテルなどのチェックイン(大体14時)には少々早いですが、入国審査やオークランド市内への移動を考えればちょうど良い時間かもしれません。
また、この日のうちに国内線に乗り継いで南島(クライストチャーチやクイーンズタウンなど)へ行ったり、首都のウェリントンへ行くこともできますので、そのまま乗り換えるにも最適な時間帯と言えるかもしれません。
飛行時間は約10時間25分(行き)、約11時間05分(帰り)。
通常の航空運賃は以下の通りです。
セールが実施されると、これよりもさらに安くなり、エコノミークラスですと1〜3万円程度の値下げ、プレミアム・エコノミーやビジネス・プレミアは5〜10万円単位で値下げになり、大変お買い得になります。
運航期間外に大阪(関西国際空港)から行く場合
季節限定での運航となっている大阪(関西国際空港)発着の便。
それでは、期間外に関西国際空港から行くにはどうしたら良いのか?
直行便はありませんので、必ずどこかで乗り換えをする必要があります。
成田空港 / 羽田空港を経由
ニュージーランド航空が通年で運航しているのは、成田空港(毎日)と羽田空港(週3日)になりますので、どちらかの空港に向かうことになります。
関西国際空港から
関西国際空港からですと、成田空港まではLCC(格安航空会社)のJetstar(ジェットスター)やPeach(ピーチ)が1日に数便運航させていますので、これに乗れば5,000〜10,000円の範囲で航空券を買えます。
JALもこの路線を飛ばしていますが、どうしても大手航空会社ですので航空運賃は少し高めです。
また、関西国際空港から羽田空港への路線もあり、こちらには準LCCのスターフライヤーやJAL、ANAが飛んでおり、スターフライヤーなら10,000円前後で購入可能です。
伊丹空港から
大阪で国内線と言えば、やはり伊丹空港です。
伊丹空港から羽田空港まではJALもANAも1日に何本も飛ばしており、片道8,000円台からありますので安く行くことができます。よって、羽田空港へ行かれる方はぜひ伊丹空港の利用をおすすめします。
一方、伊丹空港から成田空港へ行く場合にも便はそこまで多くありませんがJALとANAが飛ばしており、こちらは10,000円前後で航空券を販売しています。
上海 / 香港を経由
大阪は関西国際空港からは、中国の上海や香港を経由して行くこともできます。
その際に利用する航空会社は、日本から上海や香港までははANA(全日本空輸)で、そこからニュージーランドまではニュージーランド航空。
上海や香港の空港からは、エアチャイナや中国東方航空、キャセイパシフィックの直行便もありますのでそちらに乗ることもできますが、快適性を求めるのならやはりニュージーランド航空がオススメです。
総額の航空運賃自体は、上海や香港へ行く分多少高くなってしまいます。なお、上海や香港からニュージーランドへの往復航空運賃は、早めに購入することで8万円や9万円台となりますので、日本-ニュージーランド路線よりも多少安くなっています。
期間外に関西国際空港から行く場合まとめ
一番良いのは、やはり日本の成田空港か羽田空港を利用する方法です。
旅慣れている人や乗り換えに抵抗がない人であれば、自身で上海や香港を経由する安い航空券を確保できますが、海外旅行に慣れていない人などは、乗り換えは大変だと思いますので、日本から直接ニュージーランドへ行くことをお勧めしますね。
ちなみに、ニュージーランド航空はANA(全日本空輸)と提携関係にある航空会社になりますので、ニュージーランド航空の公式サイトで検索することで、日本の地方都市からニュージーランドまでの航空券を一発で表示してくれます。
ですので、もしANAが就航している日本の地方都市(例えば愛媛の松山など)から羽田空港や成田空港を経由して行こうと考えているのでしたら、ぜひ検索してみてください。
そのまま公式サイトから購入可能です♪
公式サイト:ニュージーランド航空
※公式サイトは最低保証価格です
やっぱり夏の旅行はいい!
日本とは季節が逆なため、ニュージーランドは12月〜2月にかけて夏のシーズンになります。ニュージーランドの夏は日本と違って蒸し暑くなく、とても過ごしやすいのが特徴です。
豊富なアクティビティを体験するにはまさに持ってこいの気候で、ニュージーランドのベストシーズンなのは間違いありません。
ただし、このシーズンはニュージーランドが最も混み合う時期となり、特にアジア圏(特に中国)からの団体の観光客などで観光地はごった返すこともありますので、ゆっくりと観光するには向いていない時期でもあります。
また、宿泊施設や移動の飛行機やバスも若干高くなりますので、早めに計画を立てて予約する必要があります。
それでも、初めてニュージーランドへ行かれるのなら夏がベストですよ^ ^
関西圏に住んでいる人には朗報!
先程も書いたように、関西国際空港から直接ニュージーランドへ行けるのは、関西圏やそれ以西に住んでいる人にとってはとても良いニュースです!ニュージーランドが少し近くなった感じで、ニュージーランドへ行くハードルが少し下がりました。
これまでは一度成田空港へ行ってから飛行機に乗る感じだったので、時間もお金も掛かってしまいなんとなく面倒臭い感じでした。
せっかく直行便が復活したのですから、関西圏に住んでいる人は是非今年こそはニュージーランドへ足を運んでみましょう!