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ホームステイでのトラブル対処は!?

画像: AllTeams

留学してホームステイに滞在するということは、現地の実際の生活が垣間見れ、英語はもちろんのこと文化の面でも様々な経験でき、異国の文化を理解する良いきっかけになります。

しかしながら、時にそれは何かトラブルを起こすきっかけにもなり得ます。

文化の違いからか、我々は日本での生活と少し違う習慣などがあると少し違和感を覚えてしまい、それは次第に “嫌なこと” や “不便なこと” として捉えるようになり、それを日本でやっているように変えようと反抗してしまうのです。

そうすると必ずと言っていいほど、ホームステイ先の人とトラブルになります…。



シャワーの時間

例えば、「シャワーの時間」がそれに当たるかもしれません。

日本ではシャワーを浴びる際に時間など全く気にしませんが、海外では違います。日本に居ては気づかないことの1つですが、海外のほとんどの国では水不足が深刻で、シャワーの時間を短くして水を節約している事がほとんどです。

なのでホームステイ先ではシャワーの時間が制限されていることが多く、10分から短くて5分という家庭さえあります。

そしてこの “シャワー” に関しては、日本とそれ以外の国とでは捉え方が異なっており、日本では「シャワー(お風呂)=ゆっくりする場」ですが、海外では「シャワー=ただ汚れを落とすだけの場」としての認識なので、まずここが大きな違いです。

なので、よくあるトラブルとしてはシャワーの時間が決められており、『時間内に入れない!』と多くの日本人は嘆き、反対にホームステイ先の人は『時間を守れ』と言い、結果的にトラブルになってしまうのです。

 

経験談

私は留学経験者として2回ホームステイしたことがあります。

1回目がアメリカで、2回目はニュージーランドです。

アメリカでは、シャワーの時間が10分でした。

当時、私は日本でお湯は浸からずシャワーだけの生活でしたが、シャワーは普通に20分近く浴びていました。そして、最初のホームスティ先で10分と言われ『無理だよ!』と内心思っていました。(ちなみに海外のシャワーは日本みたいにすぐにお湯が出る訳ではありませんし、水圧もとても弱いです)

その家庭にもよりますが、シャワーの制限時間を過ぎると注意されることもありますし、されないこともあります。

私のホームステイ先では時間を過ぎると注意されるので毎回急いでシャワーを浴びていました。最初は難しいのですが、意外と徐々にそれも慣れてきて普通に入れるようになります。

そして2回目のニュージーランドでのホームスティ先ではさらに過酷で、なんとシャワーは5分以内と言われました。

これはさすがに難しく、数ヶ月してようやく慣れましたが、体を洗う過程でどこかを大幅に短縮しなければなりません。しかも、この時のホストマザーはしっかり時間を測る人で、1分でも過ぎるとすぐに注意されていました。

最初の頃は何回もシャワーの時間について議論していましたね…。

ちなみに、このホストマザーはシャワーを3分以内で入ります(笑)

※日本人はシャワーの時間が長いと有名で、それは留学生を受け入れている人は皆知っています。

 

郷に入れば郷に従え

このようにシャワーの時間に関してはとても苦労したのですが、この解決策は簡単です!

自身の考えを変えることが重要です。

つまり、変化を受け入れる事が重要だという事です。簡単に言えば、これも文化理解の一種なので素直に受け入れるべきだということ。

確かによく考えてみると、海外にまできて日本の生活を求めるのもどうかなという気がします。

「郷に入れば郷に従え」というやつですが、いくら反抗しても解決はしませんので、せっかく留学しているので考えをより柔軟にして、何でも吸収するという気持ちでいなければいけません。

そう考えれば、実はこんな問題なんて何でもなくなります。

 

異文化理解だと思って乗り越える

これまではシャワーの時間について述べてきましたが、ホームステイ先で起こることは、あまりに理不尽でもない限り受け入れるようにするべきです。それが異文化理解でもあります。

「もしどうしても無理!」と言うならまずはホームステイ先の人に交渉してみるのもいいでしょう。これは英語の練習にもなる良い機会です。それでもダメで、我慢できる範囲なら異文化理解だと思って割り切ってしまうべきです。

しかし、どうしても聞き入れられない事もあるかと思います。例えば、ホームステイ先の人がいつも機嫌が悪い、家(部屋、風呂)が極度に汚い、余分にお金を取られるなどなど。

そのような場合は、まずは学校の人に相談し、それでも解決しない場合はホームステイ先を変えることが一番です。ただし、すぐにホームステイ先を変えるのには同意しません。簡単に変えてしまうと変えた次のホームステイ先はもっと酷いという状況も多々あります。

なのでよく考えて本当に酷い場合のみ変えるようにしましょう。



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