日本からクック諸島への直行便は就航していません。
クック諸島(ラロトンガ空港)へ行くには1回以上どこかの国で乗り換えをする必要があるのですが、いくつか選択肢があるなかで最も日本人におすすめで定番な行き方が、ニュージーランド航空を利用してニュージーランドを経由して行く方法になります。
もし今後クック諸島へ渡航予定の方は、ぜひニュージーランド航空を利用しましょう。
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↑こちらの記事ではクック諸島への行き方を全て載せていますが、結論として、こちらでもニュージーランド経由の行き方を強くおすすめしています。
公式サイト:ニュージーランド航空
※日本〜ニュージーランド〜クック諸島の航空券を購入可能
クック諸島ってどこ?日本からの直行便はなし!
クック諸島の場所をご存知ない方も多いと思いますので載せておきます。
地図を見て頂ければ一目瞭然ですが、クック諸島は南太平洋に浮かぶ小さな島で、日本からはだいぶ離れていることが分かると思います。日付変更線を超えていますので、いわゆる世界の中でも最も時間が遅い国の一つです。
おそらく距離的には直行便を飛ばそうと思えば飛ばせますが、残念ながら日本からクック諸島の需要が少ないためにANAやJALは飛ばしていませんし、クック諸島には国際線を飛ばしているような大きな航空会社は存在していません。
よって、日本からクック諸島へ行くには必ず第三国で乗り換えをする必要があるのです!
ニュージーランド経由がおすすめ!
最もおすすめな行き方は、ニュージーランドを経由して行く方法です。
便数も安定して多いですし、そもそも日本〜ニュージーランド〜クック諸島を全てニュージーランド航空の1社のみの利用で行けてしまいます。
ニュージーランド航空はご存知かもしれませんが、比較的他の航空会社よりも評判の良い航空会社となってまして、航空会社の世界ランキングでも毎年上位にランクインしています!
「清潔」で「快適」な航空会社になりますので、それもニュージーランド航空をおすすめする理由の1つです。
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出発空港や所要時間
日本からニュージーランドへは片道11時間ほど。
成田空港発着が毎日運航
羽田空港発着が週3日運航
関西国際空港発着が季節限定での週3日運航
これら3つの空港から、ニュージーランドの玄関口オークランド国際空港への直行便があります。
クック諸島のラロトンガ国際空港までは、オークランド空港(※国際線ターミナル)から出発し所要時間約4時間で到着。この区間は日付変更線をまたぐため、クック諸島に到着したら時間が結構戻ることになります。
また、成田発着の便に乗ればオークランド空港に到着するのは朝になりますので、そのまま乗り継いでクック諸島まで一気に向かうことも可能ですし、一度ニュージーランドに入国して1泊し、翌日クック諸島へ向かうこともできます。
ニュージーランド航空のセールで節約可能!
ニュージーランド航空は月1ペースで運賃が割引になるセールを実施しているため、これを上手く活用すればクック諸島まで普段より数万円も安く行くことができます。
特に日本からニュージーランドまでは飛行時間が長いため、「プレミアム・エコノミー」や「ビジネス・プレミア」といった上級座席で行く方も多いと思いますが、これらの座席のセール運賃は通常運賃よりも5〜10万と大幅に割り引かれますので、とても節約することが可能です。
セール自体は日本とニュージーランドの区間だけですので、ニュージーランドとクック諸島の区間は適用されません。
最新のセール情報は以下のページで毎日更新していますので、今後行かれる予定の方はチェックしておいてください!

気になる具体的な飛行機代の総額!
日本からニュージーランドを経由しクック諸島まで行くのに掛かる飛行機代の総額は、安い時で15万円前後〜となっています。
内訳は以下の通り。
日本 – ニュージーランド:約11万円(往復)
ニュージーランド – クック諸島:3〜4万円(往復)
大体このようになっています。
ただ先程紹介したように、日本 – ニュージーランド区間はセール運賃で最安8万円あたりまで割引かれますので、そうなれば往復11〜12万円ほどで日本からクック諸島を往復できてしまいます!
まぁ、距離が離れているだけあって飛行機代はどうしても高いですが、「快適さ」を考えれば仕方ないですね(T . T)
ニュージーランド – クック諸島間はLCCで安くも行ける!
日本からニュージーランドへはニュージーランド航空のみが直行便を運航していますので、そちらを利用したほうがいいのは間違いないですが、ニュージーランドからクック諸島に関しては、実はニュージーランド航空の他にも格安航空会社(LCC)のジェットスターが運航しているため、こちらを利用したほうが航空券は安く済みます。
具体的には1〜2万円ほどジェットスターのほうが安いですので、最終的には13〜14万円くらいで日本からクック諸島へ往復することができる計算です。
ニュージーランドとクック諸島のフライト時間はわずか4時間ですので、正直、LCCの少し狭い座席であったとしても我慢できる範囲ではないかと個人的には思いますね!
ただ、LCCである以上荷物に厳しいですので、沢山荷物を持って行く場合には料金が増えてしまう可能性がありますし、当日重量オーバーなどがあると余計なお金を支払う羽目になってしまいますので、そこら辺は要注意となります。
公式サイト:ジェットスター
ほかの行き方も簡単に紹介!
①ニュージーランド(オークランド空港)- クック諸島
運航している航空会社:ニュージーランド航空、ジェットスター、ヴァージンオーストラリア
②オーストラリア発(シドニー空港)- クック諸島
航空会社:ニュージーランド航空
③タヒチ発(パペーテ空港)- クック諸島
航空会社:エアータヒチ、エアー・ラロトンガ
④アメリカ発(ロサンゼルス空港)- クック諸島
航空会社:ニュージーランド航空
一応、クック諸島への行き方は全部で上記の通りになります。
選択肢としてもう1つ挙げるとすれば、シドニー空港乗り換えで向かう方法ですかね…。シドニーまではANAやJALも飛んでいますので、日本からオーストラリアまでは日系に乗り、そこからニュージーランド航空に乗るという方法もアリだと思います。
ただ、その行き方ですとどうしても飛行機代は高くなってしまいますので、料金重視な方にはおすすめできない方法になります。
まとめ
クック諸島までの直行便は残念ながらありませんので、ぜひニュージーランドを経由してニュージーランド航空で行くようにしましょう!
個人的には、クック諸島だけを行くのではなく、ニュージーランド観光も含めてクック諸島へも行く旅程にすると、より楽しいのではないかと思いますね!せっかく遠くへ行くのですから、ぜひ2ヵ国観光しましょう。