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当サイトでは日本からニュージーランドへ行く方法に関してはすでに詳しく紹介していますが、今回はもう少し地域を絞って、愛媛県からニュージーランドへの行き方について徹底的に紹介していきたいと思います。
日本からニュージーランドへは、唯一の直行便を運航しているニュージーランド航空の利用がオススメで、今回は海外で乗り換えをせずに日本から直接行くルートを紹介します。
海外旅行に慣れている方や英語が話せる方は、海外での乗り換えは問題ないと思いますが、そのような方ばかりではないと思いますので、海外でのLCC利用は紹介せず、日本での移動をメインで紹介していきます。
日本からニュージーランドへは3つの空港から行ける
日本からは成田空港、羽田空港、関西空港(季節限定の運行)の3つの空港から、ニュージーランドへの直行便が出ていますので、まずは愛媛県からこれら3つの空港いずれかに行く必要があります。
愛媛県から最も近いのは関西国際空港ですが、こちらはニュージーランドがオンシーズンとなる夏限定の運航になっていまして、毎年10月後半から翌3月後半までの間であれば関西空港から直接ニュージーランドへ行けます。
残念ながら、それ以外の時期に愛媛県からニュージーランドへ行くには、成田空港か羽田空港を利用する必要がありますので、一度関東圏まで行く必要があります。
愛媛県から関西空港へ行く方法
愛媛県から関西空港へ行く方法はいくつかあります。
①車
自家用車を持っている方なら、愛媛から直接関西国際空港へ行くのもアリです。
松山から関西国際空港までは約4時間半。
高速道路を使って淡路島を通るルートだとそのくらいで、岡山県倉敷を通って行くルートだと約5時間です。
掛かる料金は、高速代と駐車場代で、どのくらいの滞在かにもよりますが、一緒に行く人の人数が多ければ車で行ったほうが安く済むこともあります。
ただし、途中で渋滞していたりすると最悪間に合わない可能性もありますので、車で行く際には余裕を持って行ったほうがいいのは間違いありません。2018-2019年度は関西発が夜9時となっていますので、午前中から行ったりすれば問題ないかと思います。
自家用車があり、愛媛県でも香川県側に住んでいる方は自家用車で行ったほうが早くて安いかもしれませんね。
②電車
電車で行く場合は、松山駅から特急の「しおかぜ」に乗って岡山まで行きます。
そして岡山駅で新幹線に乗り換えて、そのまま新大阪まで行きます。
新大阪到着後は、関西空港まで直接行ける特急「はるか」に乗り換えて関西空港へ。
すべて電車を利用した場合、乗り換えは全部で2回、時間は約5時間です。
料金は片道14,000円以上掛かり、電車と新幹線を使うと、どうして料金は高くなってしまいます。
事故などがなければ基本的には遅れることはないと思いますが、電車で行く場合も万が一のことを考えて早めに行っておくことが望ましいですね。
③バス
愛媛県から直接関西空港に行けるバスはありませんので、ひとまず梅田か難波までバスで行く必要があります。
そして、梅田と難波からは電車かバスに乗って関西空港へ!
松山駅から難波までは大体5,000〜6,000円で行くことができ、ギリギリに予約すると1万円ちかくする場合もありますので、どちらにしろ早めの予約が不可欠です。
難波からは、特急ラピートなどに乗って35分くらいで直接行くことができますので、バスを利用すれば1万円未満で松山から関西空港まで行くことができるのです。
ちなみに、バスは時間帯によって神戸や神戸〜大阪あたりで渋滞する可能性が高いですので、こちらも早めの出発が必要です。時間的には、松山から難波までは5時間以上かかります。
バスで行くなら乗り換えが少ないですので、割と快適に行けますね!
公式サイト:ジェイアール四国バス
④大手航空会社のANAかJAL
やっぱり愛媛から関西空港へ行くなら、飛行機の利用が便利です。
松山空港から大手航空会社のANAかJALを利用して伊丹空港まで行き、そこからバスに乗って直接関西空港へ行けます。
残念ながら、ANAとJALは関西空港ではなく伊丹空港にしか飛ばしていませんので、伊丹空港ではバスへ乗り換える必要があります。
JALとANAの場合、松山空港から伊丹空港までは、最も安くて6,000円代からの航空券がありますが、こちらは3ヶ月以上前に購入している必要がありますので、早めの購入が不可欠!また、1ヶ月前くらいまでなら片道1万円くらいで購入可能で、28日を切ると1万円以上と高くなってしまいます。
伊丹空港から関西空港までのバスは、片道2,000円くらいで、時間は1時間10分になっています。バスは大阪の中心付近を通りますので、時間帯によっては渋滞することも予想されますので、そのこともしっかり考慮に入れてバスに乗りましょう。
公式サイト:JAL
⑤LCC(格安航空会社)のPeach
愛媛から関西空港まで最も安く行かれて、時間も節約できるのが格安航空会社のPeach(ピーチ)で行く方法です。
なんと、松山空港にはLCCのPeachが就航しており、松山空港と関西空港を毎日1往復しているのです。
大手航空会社では同じ大阪でも伊丹空港しか行けませんが、LCCを利用すれば直接関西空港まで行けてしまうのです。
航空運賃は片道3,000円代で、海外へ行くのでおそらくスーツケースなどの受託手荷物があるでしょうから、そうすると1,000〜2,000円プラスになりますので、5,000円未満で行かれます。
ちなみに、受託手荷物がある方は、航空券を購入する際にオプションとして選択しておく必要があります。もし直前になって追加したり、当日チェックインする際に受託手荷物を預けると、結構高いお金が取られてしまいますので、必ず航空券を予約するときに受託手荷物の料金を払っておきましょう!
また、これはPeachに限った話ではないですが、LCCは大手航空会社と比べると遅延する可能性が少し高くなっていますので、LCCで行く場合は少し余裕を持って行ったほうがいいですね。
あと、松山空港からPeachに乗って行くと関西空港には第2ターミナルに到着します。一方、ニュージーランド航空は第1ターミナルから出発しますので、飛行機を降りたら、ターミナル間の連絡バスに乗って第2ターミナルから第1ターミナルに移動しましょう。およそ5分くらいです。
Peachはたまに運賃セールを実施していますので、その時に航空券を購入できれば片道1,990円の航空券をゲットできることもありますよ♪
公式サイト:Peach
愛媛県から成田空港へ行く方法
10月後半から3月後半は、関西空港発のニュージーランド航空に乗って行くのがベストですが、それ以外の季節に行くのなら成田空港から行くのがベストになります。
愛媛から成田空港は一見行きにくとお思いかもしれませんが、実は松山空港にはLCCのジェットスターが飛んでおり、成田空港と1日に往復2便が運航しています。
航空運賃も片道7,000円代からあり、受託手荷物の料金を入れても1万円は超えませんので、とても安くなっています。フライト時間は1時間半ですので、乗ってゆっくりくつろいでいればあっという間の到着です。
愛媛から成田空港までは、ほかの交通機関で行くと遠いですしお金も結構かかってしまいます。また、ANAやJALも松山空港から成田空港までは出ていませんので、ジェッスターに乗るしか方法はありません。
Peachと同様に、ジェットスターもLCCですので、航空券を購入する際に受託手荷物をオプションに含めておきましょう!当日になると料金は高額になります。
ちなみに、ジェットスターは成田空港の第3ターミナルに到着し、一方のニュージーランド航空は第1ターミナルになりますので、連絡バスで第1ターミナルまで移動する必要があります。(第3ターミナル→第2ターミナル(バス乗り換え)→第1ターミナル)
公式サイト:ジェットスター
愛媛県から羽田空港へ行く方法
運賃は少し高くても大手航空会社ANAやJALに乗って行きたいのでしたら、羽田空港発の便を利用するのもアリです。
羽田空港なら都心に近いため、前日に行って東京観光などもできます♪
松山空港から羽田空港まではJALとANAが1日何本も運航しているため、時間に合わせて乗ればOKです。
航空運賃は数ヶ月前に予約しても片道10,000円以上はしまして(12,000円くらい)、1ヶ月を切ると2万3万と上がっていきますので、早めの予約が不可欠ですね。
こちらもフライト時間は1時間半くらいで、受託手荷物(1個)は料金に含まれていますので安心です。
羽田到着は第1ターミナルですので、そこから国際線ターミナルへ移動する必要があります。到着階を出るとターミナル間バスが走っていますので、それに乗れば国際線ターミナルへ行けます。
愛媛から羽田空港までも、やっぱり他の交通機関を使うよりも圧倒的に安く、なおかつ時間も大幅に節約することができますので、選択肢は飛行機の1択になります。
一応、バスで東京へ行き、そこから電車で羽田空港まで行く方法もありますし、電車(特急)で岡山へ行き、そこで新幹線に乗り換えて品川駅へ一気に行き、京浜急行に乗り換えれば直接羽田空港まで行けます。
言うまでもなく、新幹線を使うとトンデモない金額になりますし、時間もかなり掛かってしまいますので、まったくおすすめできませんね。
ちなみに、サンライズ瀬戸に乗って行く方法もあります。
高松まで松山から特急に乗って行き、そこからサンライズ瀬戸に乗って東京か横浜まで行きます…。
こちらは電車好きな方なんかにはとてもオススメです^ ^
公式サイト:ANA
羽田、成田、関空からの飛行機の出発時間
紹介するのはあくまで2018年のフライトスケジュールになります。
2019年は異なる可能性もありますので、事前に航空券を確認する際には各自確認してください。
羽田空港発 22:05
オークランド空港着 翌12:40
オークランド空港発 23:05
羽田空港着 翌05:55
成田空港発 18:30
オークランド空港着 翌08:05
オークランド空港発 08:55
成田空港着 16:50
関西空港発 翌21:00
オークランド空港着 11:35
オークランド空港発 10:25
関西空港着 17:30
日本出発の時刻に合わせて行くのはもちろんですが、帰国する時間にもぜひ注目しましょう。
夜遅くに帰国するとなると、ホテルに宿泊したりすることも考える必要がありますし、早朝に到着の場合には、愛媛に帰ってくる飛行機やバスの時間もありますので、その辺もしっかりと考えて航空券を取るように。
ニュージーランド航空を利用
日本からニュージーランドへはニュージーランド航空を利用します。
出発は紹介した通り3つの空港から、ニュージーランドはオークランド国際空港へ向かうのですが、フライト時間は片道約11時間になっています。
通常時の航空運賃は、エコノミークラスで往復10万8千円、プレミアムエコノミーで22万8千円、ビジネス・プレミアで39万3千円になっていまして、年間何回か実施される運賃セール時に購入すれば、エコノミークラスで7万9千円などで購入できてしまう場合もあります。
以下のページではセールが実施され次第随時紹介していますので、ニュージーランドへ渡航する予定がある方は定期的にチェックしてみてください。

ちなみに、ニュージーランド航空は世界の航空会社ランキングでも毎回上位にランクインしていまして、サービスの質や機内の綺麗さ、食事などすべての面で日系の航空会社(ANAやJAL)に劣っていません。逆に客室乗務員(CA)の方はとてもフレンドリーです。
また、日本語が話せる方が搭乗していますので、英語ができなくても問題ありませんし、海外へ行くのが初めての方でも安心して乗ることができます。
実際に乗ってみた感想や口コミなどは、以下のページにまとめていますので要チェック!

また、航空券の購入から当日のチェックイン、飛行機に搭乗してから降機するまでの機内の様子など、実際にニュージーランド航空に搭乗した搭乗記もありますので、気になる方はそちらも読んでみてください。

ニュージーランド航空の航空券を購入するなら、ぜひ公式サイトのほうを利用しましょう。
他のサイトからですと手数料が発生する可能性もありますので、最低保証価格を謳っている公式サイトの利用が個人的にもおすすめですね。
公式サイト:ニュージーランド航空
まとめ
愛媛県からニュージーランドへ行くには、
10月後半〜3月後半までの期間は、関西空港の利用がおすすめで、松山空港からはLCCのPeachで直接関西空港まで行くことができて楽です。
また、それ以外の時期は、安く済ませるならLCCのジェットスターに乗って成田空港へ行き、そこから出国。ANAかJALに乗り、東京観光などもしたい方は少しお金はかかりますが、羽田空港へ行き、そこから出国するといいですね。
関西空港へ行くにも関東の空港に行くにもお金がかかると思いきや、いまの時代LCCなどを利用すれば1万円も掛からずに行けてしまいますので、ぜひ早めに計画を立てて航空券を予約し、セールなどを上手く利用して安い航空券を購入しましょう!