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【基本情報】ニュージーランドの宿泊施設

ニュージーランドでの宿泊施設(ホテルなど)についての情報です。

アコモデーションの探し方と予約

ホリデーシーズン中は混雑することもあるということを念頭におこう。

ニュージーランドの観光シーズンのピークは、夏期にあたる12月から3月いっぱいくらいまで。南島ではクイーンズタウン、ティアナウ、ワナカ、北島ではロトルア、タウポといったリゾート地が特に混雑している。

たいていは2~3日前の予約で問題ないが、予定がはっきりと決まっている場合は早めに予約するに越したことはない。冬期も、人気のあるスキー場の拠点となる都市は、半年も前から予約でいっぱいになるので気を付けよう!

予約方法

最も簡単なのは、自分で電話をかけること。

伝えるべき内容は、チェックインの日にち、到着予定時刻、必要な宿数、人数、そして名前など。電話予約が不安な場合、ファックスやEメールで予約することも出来る。

やりとりを文章で残せるので、万一に備えて控えを持参することができる。また、各地の観光案内所では、紹介から予約まで行ってくれる。

予約の際には、ホテル側が予約を確実にするため、クレジットカードのデータを聞いてくることが多い。これはクレジットカードギャランティと呼ばれる無断キャンセル防止策。特にチェックインが18:00以降になる場合は、予約時にその旨を告げ、カードのデータを伝えて部屋を確保しておく必要がある。

日本から予約するには

旅行会社には、バックパッカーズホステルやB&Bなどは取り扱っていないことが多い。お目当てのアコモデーションが決まったら、自分で連絡してみよう。

キーデポジット

ホステルでは鍵の保証金として最初に$5~20ほど払うことがあるが、これは鍵を返すときに全額戻ってくる。また都市では玄関ドアに暗証番号を設定している宿も多いので番号は忘れないようにしよう。

貴重品はしっかり管理

残念ながらドミトリーでは盗難がよく起きるという事実がある。カメラや財布など、貴重品は肌身離さず、あれば金庫に入れる。なければ抱いて眠るくらいの気持ちでしっかり管理すること。

繁忙期の予約は早めに

クリスマスから年明けの10日間あまり、次いで4月上旬のイースター休暇の時期に限っては、ホテルやモーテルなど数週間前に満室になってしまうため、早めの予約が必要だ。

クレジットカードのデータとは

カードの種類や番号、有効期限など。最初からカード番号を伝えるのではなく、予約が確実に取れてから後送するようにしよう。

キャンセル

宿を予約するときにクレジットカード番号を告げた場合、その宿をキャンセルしたい時は予約日の1日前の夕方(16:00)までにその旨を伝えないと、初日分の料金をカードから引かれることが多いので注意しよう。宿ごとにキャンセルポリシーが決められているので、予約時に必ず確認するようにしたい。



どんな宿泊施設があるの?

ホテル

全体的にその数はあまり多くなく、高・中級ホテルの多くはオークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンなどの主要都市に集中している。高級ホテルは一泊$180くらいからで、客室や建物の高級感はもちろん、サービスがきめ細かく、レストラン、バー、プールなどの設備も整っている。

モーテル

総数はホテルよりも多く、より一般的な宿泊施設。客室内に簡単なキッチンを備えた所が多い。駐車スペースが広く、部屋の近くに車を停められる。モーテルの多くはダブル(ツイン)ルーム一室で、だいたい$80〜200。

2〜3のベッドルームがある3〜4人用のグループ、ファミリー向けユニットを備える所もある。道路に面して、VACANCY(空室あり)やNO VACANCY(空室なし)の看板が出ているのでドライブしながら客室を探すことが出来る。車がない旅行者にとっても便利な宿泊施設だ。

ベッド&ブレックファスト(B&B)

朝食付きで客室を提供している宿でB&Bと略称される。一般家庭の客室を利用している所、客室数や設備を調えホテル形式で経営しているところなど、雰囲気はそれぞれ。

朝食の内容も、シリアル、トースト、飲み物のみのコンチネンタル・ブレックファストから、ゲストの好みに合わせて焼きたてのパンや卵料理を出してくれる所まで千差万別だ。一般的に一人一泊$80〜120くらいだが、高級B&Bになると高・中級ホテル並みになる。

都市の郊外や地方にあるB&Bには、歴史的な建物をアンティークで飾ったり、ガーデニングにこだわっていたりと、優雅な雰囲気の所も多い。ホスピタリティあふれるホストとの交流も、B&B滞在の楽しみのひとつだ。

バックパッカーズホステル

最も安い料金帯の宿で、どの町に行っても数多く揃っている。部屋は基本的にドミトリーと呼ばれる相部屋で、料金は一人$20前後から。女性のみのドミトリールームを用意しているところもある。

トイレ・シャワーは共用が基本。共同キッチンや、テレビが置いてあるゲストラウンジもある。庭にBBQスペースを設けているところも多い。ホステル内では寝袋を使用するか、ホステルで貸し出ししているリネン類を利用する。BBHやVIPというバックパッカーズホステルの団体があり、カードを購入すると宿泊割引などの特典が受けられる。

YHAホステル(ユースホステル)

青少年が自由に旅行することを趣旨として、ユースホステル協会が運営しているホステル。設備の内容はバックパッカーズホテルと同様だが、全体的に水準が高い。宿泊は会員制で一泊$15〜20。会員でなくても宿泊費に$3の追加料金を支払えば泊まることが出来るが、会員になると交通機関や見どころでの割引も受けられるのでお得。

※個人的に一番おススメな宿です。

ファームステイ

ニュージーランドならではの体験をしたいという人におススメの農場・牧場滞在。ファームでの作業や暮らしぶりを見学しながら過ごしてもよいし、実際に家畜などの世話などを手伝わせてもらうのもいい経験になるだろう。

料金は3食込みでひとり一泊$100くらいから。現地の観光案内所で紹介してもらえる。ほかに、有機農場で農業体験というかたちで労働提供をする代わりに、農場に宿泊できるWWOOFがあり、滞在費は無料。

ホリデーパーク(キャンプ場)

日本のキャンプ場と違い、テントサイトのほか、キャンピングカー専用スペースやロッジ、キャビンなどの宿泊施設があり、一般の旅行者にも充分利用価値がある。



宿泊施設に関するQ&A

どんな宿泊施設がありますか?

ニュージーランドの宿泊施設はバラエティーに富んでいます。

高級ロッジや一流ホテルをはじめ、家族や大きなグループで泊まるのに最適なモーテル、オーナーとの交流が楽しいB&B(ベッド&ブレックファスト)やゲストハウス。そして、格安の宿泊施設として若者に人気のユースホステル(YHA)やバックパッカーズ。

また、キャンプ場のあるホリデーパークもキャンピングカーで旅する人たちの宿泊施設として人気があります。

国際的なホテルチェーンはありますか?

主要都市には、以下のような国際チェーンホテルがあります。

・ヒルトン
・ハイアット
・ランガム
・ランデブー
・スタンフォード・プラザ
・インターコンチネンタル
・アコーグループ(メルキュール、ノボテル、アイビス)
・クラウンプラザ
・ミレニアム、コプソーン、キングスゲート
・リッジズ

宿泊施設は事前に予約が必要ですか?

はい。モーテルやバックパッカーズなどは、夏期のピーク時でなければ事前の予約なしで泊まれることも多いですが、クリスマス休暇前後やスクールホリデーの時期は混雑するので、余裕を持って事前に予約することをおすすめします。

ユースホステル(YHA)は全国各地にありますか?

ニュージーランド国内には、全部で57カ所のYHAがあります。年会費を払って会員になると、1泊当たりNZ$4程度の割引が受けられます。ドミトリーと呼ばれる相部屋以外に、シングルやダブルの部屋もあります。

全国のYHAは宿泊施設としての一定基準が保たれているため、どこのエリアのYHAでも設備にそれほど違いはありません。また、YHAでは衛生上の問題から、バックパッカーズのように持参の寝袋は使えず、YHAが提供するリネン類を使うことになります。

ホテルの部屋にはバスタブが付いていますか?

ニュージーランドでは、ホテルの部屋すべてにバスタブが付いているというわけではありません。バスタブの付いている部屋を希望する場合は、予約時に確認することをおすすめします。

また、日本のバスタブと異なり、深さがないので湯を張るときには注意が必要です。温泉の街として有名な北島のロトルアでは、ホテルにバスタブが付いている部屋が多く、ジャグジー付きのモーテルなどもあります。

ホテルで自炊できますか?

長期滞在用のコンドミニアムやモーテルには、自炊ができるようにキッチンが付いています。また、ユースホステルやバックパッカーズなども、共同で使用する大きなキッチンがあります。ホテルによっては、キッチン付きの部屋があるので、事前に確認してみましょう。



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