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言語・英語

 

公用語=英語、マオリ語

 

マオリ語

英語と並んでニュージーランドの公用語になっているマオリ語。これは先住民マオリが話す言語で、白人との接触までは文字を持たず、歴史や伝説なども口承口伝により伝えられていた。

もともとは普通の、自然の、という意味である「マオリ」という言葉が彼ら自身の民族自身を指すようになったのも、白人種と交流が始まった頃からである。マオリ語の発音の基本は、母音と子音の組み合わせになっている。

ローマ字読みに近いので、日本人にも発音しやすく親しみやすい。ニュージーランド国内の書店には、コンパクトサイズのマオリ語会話集や地名辞典なども販売されているので興味のある人は見てみよう。

 

英語

・キーウィ・イングリッシュのABC

ヨーロッパの影響が大きいニュージーランドの英語は、キーウィ・イングリッシュと呼ばれている。アメリカよりもイギリス英語に近いが、発音などではイギリスとも異なる場合があり同じ英語とはいえども私たちが学校で習ったアメリカ英語との違いに最初はとまどうこともあるだろう。

 

・イギリス式の言い回し

日常的かつ重要な言い回しの違いに、時刻の表現がある。例えば、2時45分は、「two fortyfive」ではなく、「クォーター・トゥ・スリー quarter to three」という言い方をする場合が多い。

また、4時50分は「テン・トゥ・ファイブ ten to five(5時10分前)」、9時10分は「テン・パスト・ナイン ten past nine」になる。

単語の綴りもイギリス式で、center→centre、theater→theatreとなる。また、一階はグラウンドフロア、二階をファーストフロアと呼ぶ。ファストフード店などでは”テイクアウト”のことをテイクアウェイという。

 

・発音の違い

発音はオーストラリア英語に近い。代表的なものとしては、「エイ」が「アイ」に聞こえる場合や(例:todayトゥデイ→トゥダァイ)、「エ」の音を「イィ」と伸びるように発音する(例:penペン→ピィン、yesイエス→イィース)などが挙げられる。また、「イ」が「エ」に近い発音になることもあり、数字のシックスsixなど聞き間違えて思わず赤面してしまわないように。

 

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