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ニュージーランドの語学学校の先生

まず語学学校の先生になる為に何か特殊な資格などは必要無く、ネイティブやネイティブと同等の英語力のある人なら簡単になれるようです。実際に私が知っている語学学校の先生も少し前までは航空会社のCAをやっていたと言う人もいるくらいです。なので何か教員免許みたいなものを持っていなくても誰もがなれてしまいます

 

もちろん教え方が上手い先生と下手な先生がいる訳ですが、稀に大学で教育学部出身の先生だったり何か教育に携わっていた先生、それに英語を専攻していた先生などがいます。

 

 

教え方が下手な先生は恐らく英語にも教育にも関わってこなかった人が急に先生になったという事例です。このような先生はネイティブなのでもちろん会話をすることが出来ますが、英語に関して詳しいことまでは知らないので生徒に質問をされたとき答えられないのです。ある語学学校にはこのような先生が沢山いて、生徒からの苦情によって辞めさせられた先生も何人かいます。

 

これを日本で考えてみて、何の資格も持っていない日本人が突然日本語の語学学校の教師になり生徒に教えるとき、もちろんその人は日本人である為に日本語の会話は何不自由なく出来るのですが、生徒から質問された時に実際答えられない、または答えるのに時間が掛かるなんていうことが発生するのです。

例えば、生徒から「このことわざはどんな意味ですか?」とか「この漢字の書き順は?」とか、日本人が生きていく上であまり必要の無い事を留学生は習います。私たち日本人は「そんなこと使わないよ」と思うかもしれなのですが教科書には載っているので「使わないから覚えなくていい」とは言えない訳で、答えを教えてあげる必要があります。そして生徒からされた質問を直にその場で答えないと生徒は「この先生はダメだ!」という風になってしまいます。この事が実際に英語圏の語学学校で起きているのです。
もし留学先でこのような先生に遭遇しても、「この先生はダメだ!」と思うのではなく、「あまり使わない英語なんだな」と理解して頭の片隅にでも記憶しておくようにしましょう。

 

そして先程も触れたように英語に関わっていた先生もいるわけで、このような先生は割とその場で的確な答えを出してくれます。もし一人の先生が曖昧な答えをしたら、セカンドオピニオン的な感じでもう一人の出来る先生に同じ質問をしてみるのがいいでしょう。そして、なるべく質問する時は英語が出来る先生にした方がいいのは間違いなく、普段からこのような先生と一緒にいるとより正確な英語が学べ英語力の向上につながります。

 

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