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ニュージーランドの語学学校での過ごし方

学校内では日本語禁止!

 

ほとんどの語学学校では学校の規則として「母国語禁止」とあり、ラウンジや教室に「English only」など張り紙が貼られています。もし話していると学校によっては先生に注意されてしまうこともあります。

しかし現実として、ほとんどの留学生は学校内で母国語を話します。ヨーロッパ人も南米の人達も同じ国の人が集まった時には必ずと言っていいほど母国語を話しているのを目にします。

 

その中でも特に目につくのが日本人の集団です。集団であっても英語を話していれば問題はないのですが、そのような集団のほとんどは残念ながら日本語を話しています。

 

 

留学中に母国語を話す事は自分の英語力の上達を妨げているのと同じこと

そもそも「英語の学校」に通っているにも関わらず英語以外の言語を話すのは意味が分かりません。

果たして本当に言語を習得しに来たのでしょうか?

それとも遊び感覚で来ているのでしょうか?

結果、語学学校に通っても英語が伸びない人の理由はまさにここにあります。皆、留学しているにも関わらず日本語を話しているのです。留学中は「日本語脳」から「英語脳」にする事が大事なので日本語を話すと全く英語は上達しません。なので学校内外問わず、日本語は絶対に話さないようにしましょう。

 

「学校内では日本語禁止!」なんていうことは当たり前の話で、さらに日本人同士で集まるのもあまりオススメ出来ません。経験上、日本人同士が集まると必ず日本語を話します。誰かが一回でも日本語を話すとその後はずっと日本語を話してしまいます。これは何でもそうですが、たった一回妥協するとそれ以降はどうでもよくなってしまうのです。

なぜ日本語を話すかと言うと、英語で上手く伝えられず日本語で普通に話した方が早く正確にその場ですぐ伝わるからです。言うまでも無くこの行為は英語上達の方向とは真逆の方向に進んでいます。

 

日本人同士で集まるのは絶対に辞めるべきですが、更に日本人が集まっているところに近づくのも避けるべきだと個人的には思います。自分は絶対に日本語を話さないし聞かないという信念を持っていたとしても、日本人の集まりに近づくと自然に日本語が流れてきます。それまで物事を英語で考えるようにしていた人でも一回日本語が流れるとその瞬間に頭の中に日本語が出てきて、日本語で物事を考えてしまいます。そうしたらせっかく伸びていた英語力が台無しになってしまいます。

 

日本人留学生の中には日本語を話さないという強い信念を持っている人もいますが(本当に稀)、その人達以外の日本人とは少し距離を置いて過ごした方がいいかもしれません。学校内は狭いですので難しい環境ではあると思いますが、出来るだけ日本人を避けるようにすることが英語力UPの近道です。

 

学校内ではなるべく英語が出来る人と話そう!

当然ですが、学校内では授業中もそうでない時も自分より喋れる人と付き合うようにしましょう。英語上達に関して言えば、自分より喋れない人、つまり相手から英語に関しては学ぶ事が何も無いと思う人とはあまり話す意味はありません。

※もちろん留学は英語だけではないのでその辺は自身でしっかり区別する必要があります。

 

なるべく自分より話せる人と付き合うのが良いと言いましたが、具体的にヨーロッパ人(特に北欧)と付き合うようにすると良いと思います。理由は単純に彼らはアジア諸国の留学生より遥かに話せますし会話のスピードが速いからです。

 

そしてここで大事な事は、学校内ではなるべく”聞き手に徹する”という事です。

簡単に言うと、学校内は主にリスニングの練習の場と考えると良いでしょう。学校内では単語や文法などを含め沢山の事を吸収しリスニング力も鍛えておき、学校外の時にそれらを使いアウトプットをする、つまりスピーキングの練習にするのが最も効果的な方法です。

もちろん学校の授業では日本での授業とは違って積極性が求められ、発言する機会や自らの意見を述べなければいけないことが多々あるでしょう。もちろんせっかく留学に来ているのだから授業に消極的だったりあまり発言しないようでは留学の意味がありません。ある程度、授業内でのスピーキングの練習は必要ですが、スピーキングの重きをより授業外に置くとより効率的であるという意味です。

 

 

自信を付けよう!

総じて日本人は他の留学生と比べると授業中自ら発言する事が少ないですし、シャイなせいかヨーロッパ人のようにあまり質問をしたりしようとしません。これは日本の教育や国民性の問題でもあるのでなかなか改善しようと思っても出来ません。なにせ、留学してヨーロッパ人などと同じクラスになってしまうと彼らの英語力に圧倒されてしまい自分の英語力に自信を失くしてしまいます。

 

そしてこの自信がなによりも大事な事であって、もし自分自身の英語力に自信があるのなら堂々と授業で発言出来ますし話せます。多くの日本人は英語力に自信がないから萎縮してしまい、本来持っているものを出せないのです。さらに自信が無い状態で頑張ったとしてもなかなか大変であまり効率が良いとは思いません。

 

ならば自信は他の所でつけ、授業中は自信が無いなりに学べる事を一生懸命吸収すればいいのです。

スピーキング力が最も伸びる瞬間は世間話などをしている時で、自分の頭の中で英語で物事を考えて、文法がめちゃくちゃでもとにかく話すことにあるです。

 

授業では他に留学生が何人かいる為どうしても他人の目が気になってしまい普段の実力が発揮できませんし、授業中に英語以外の余計な事を日本語で考えてしまいます。しかし、それが放課後などの緊張状態では無い時に他国の留学生と話すと、何の緊張もないので頭の中が自由になりその時に完全に英語脳になります。そしてこの脳の状態で会話を重ねると不思議な事に段々スピーキング力が伸びるのです。それはその時完全に英語脳になっており、自分の頭の中にある単語で文法を駆使して文にして発するからです。何より大切な事は、自分の頭の中で”英語で考える”ことなのです。

 

 

先生とも積極的に会話しよう!

授業中に単語や熟語、そして様々な表現を出来るだけ多く覚えると同時にヨーロッパ人などと仲良くなって休み時間などには沢山彼らに質問をするのです。それは別に趣味や国の事など何でも構いません。質問すれば彼らはしっかり答えてくれるので、その少しスピードの速い英語に慣れながら、その人がどのような表現を使っているのか学ぶのです。

 

 

また、休み時間などは先生と沢山会話することも良いことです。

 

 

先生はもちろんネイティブでいわば本物の英語を話す訳ですから、その先生が使っている表現や使い回しは本物の英語です。しかも先生は丁寧に話してくれるケースが多いのでしっかりとそのようなことを聞き取ることが良いでしょう。

 

 

まとめると、学校内では日本人とは関わらず日本語を完全に忘れ、頭の中からも日本語を失くし、英語で物事を考えるようにする。そしてなるべく聞き手に回り、ヨーロッパ人(特に北欧)と付き合い彼らに色々な質問をし、彼らが話すスピードに慣れる。そして学校の先生にも同じ事をし、先生からは英語の表現や言い回しなどを吸収する。そうすればリスニング力は割と早く伸びるはず。

他にも、疑問に思った事はすぐに先生に質問するという癖をつけておきましょう。そして全く同じ質問をしても先生によっては違う答えが返って来る場合がありますので、そのような場合はなるべく多くの先生に聞いてみるとより正確な答えが得られます。

 

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