留学中に滞在する場所として、ホームステイや寮、自分でアパートやマンションを借りるなどが挙げられますが、多くの人はホームステイや寮を選んでいるのが現状です。
アパートやマンションなどを借りる場合には手続きがあり、それらを全て英語で行わなければならない為、英語力が無い人には少しハードルが高かったりします。
ホームステイ
ホームステイについてですが、初めて海外に行く人の多くはホームステイという選択肢を選んでいます。ホームステイは現地の家庭に入るのと同じなため、現地のリアルな生活を体験でき、英語だけではなく文化などのあらゆる面で貴重な体験をする事が出来ます。
さらに、ホームステイはこれらの３つの選択肢の中で最も費用が安いのでこれも多くの人が選ぶ理由となっています。
ホームステイのいいところは何と言っても常にネイティブの人、つまりホストファミリーが居るという事です。これはホームステイだけの特権で寮などでは決して体験出来ませんので、ホームステイは英語上達にとても良い環境であると言えるでしょう。
ホームステイには自分の他に留学生がいる可能性があります。もちろん自分１人の場合もありますし、５人以上の留学生が１つのホームステイにいることもあります。
そして部屋は相部屋と個室がありますが、この二つは費用が全く異なりますのでしっかりと決める必要があります。自分のプライバシーが大事だと思う人は個室を選べば良いと思いますし、他の国の人とより関わりたいという人は相部屋を選択することをお勧めします。
個室のメリットは自分自身の時間が欲しい時にはドアを閉めて自分の時間を楽しむことが出来ます。それに夜はゆっくり寝る事も可能です。とにかくプライバシー重視の人はこちらを選ぶのも良いかもしれません。
反対にデメリットは、相部屋の人よりも他の国の留学生を接する時間が減ったり、初めてだと引っ込み思案になり部屋にこもってしまう事があります。そして相部屋の人同士は仲良くなってもそこにとけ込めない可能性も十分にあります。
相部屋のメリットはなんと言っても常に隣に他国の留学生が居るということです。
これだと常にお互い拙い英語で意思疎通をするので会話の機会が増え英語力向上にはとても良いです。英語だけではなくてその留学生の国の文化や慣習なども知れて楽しい時間になるのは間違いないです。
逆に相部屋のデメリットは、常に隣に留学生が居るのでゆっくり出来ないということが挙げられます。寝る時に関してもお互いの生活リズムがありますし、次の日のスケジュールが隣の人と違う場合は寝る時間が大分異なってきます。
さらに、相手が夜の生活が好きだとこちらはもう寝ているのに夜遅くに帰ってきて騒がしく眠れないなんていうこともあります。なにより自分とは違う人が居るので何かと気を使わなくてはいけません。
どちらの部屋を選ぼうとメリットとデメリットはありますが、せっかく留学をするのだから、個人的には相部屋を断然お勧めしますし、そちらの方がいろいろな面で収穫があり成長出来ると思います。
留学中の滞在先について「ホームステイ」「寮」「マンションやアパートを借りる」の３つに分けて説明してありますので、興味のある方は以下を参照してみてください。