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ニュージーランド留学の期間はどうする?

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「1年間も留学していたら英語はもうぺらぺらでしょ!?」

これは多くの長期留学経験者はきっと一度は言われた事があるフレーズだと思います。多くの人は実際に留学の現状を知らないが為にこのようなことを言っているのですが、現状は1年間留学していたとしてもそこまで英語が話せるようにならないものです。

たとえ、現地の大学で必死に勉強したとしてもこの1年という期間でぺらぺらになるのということはほぼ不可能と言えます。英語に限らず言語というのは勉強したからと言って急に成果が現れるものではありませんし、ましてやスピーキング力というのは日本人の最も不得意分野なので上達にはそれなりの時間が掛かります。なのではっきり言いますと、もちろん本人の努力次第や個人差はありますが、もしぺらぺらに喋れるようになりたいようであれば1年では物足りず、最低でも3〜4年位の期間は必要です。上達ばかりは個人差があるので確かな事は言えないのですが、1〜2年でペラペラに話せるようになるのは経験者から見ても難しいと思います。

ペラペラに話せるようになりたい!

もし本気で英語をぺらぺらに話せるようになりたいのであれば現地の大学に4年間留学するのが最も効果的です。現地の大学で真剣に4年間勉強すればそれなりにぺらぺらになることは間違いありません。 留学費用はそれなりの額になってしまいますが、投資した分の見返りはしっかりあると思います。正直英語をぺらぺらになるのに最低でも3年くらいの月日は絶対に必要なのです。

この”ぺらぺら”という表現は少し曖昧なのですが、個人的な解釈では反射的に英語が出たり、即座に英語で返答できるようになったら頭が「英語脳」になっている証拠であり、ぺらぺらに喋ることが出来るということです。

 

 

ある程度話せるようになりたい!

もしある程度英語を話せるようになりたいという人がいましたら1〜2年の留学は必要不可欠で、もしかしたら1年では物足りないかもしれません。これは留学する前のその人の英語力によっても大分変わってきますし、本人の努力次第というところがとても大きいですが、留学にはそれなりの期間が必要なのは言うまでもありません。1年や2年という期間は長いようで短いのです。

 

 

日常会話くらいは・・・

英語をある程度理解したい、あるいは日常英会話くらいは身に付けたいと言う人は1年という期間が当てはまってるように思います。しかしこれは語学学校に通った場合ではなく、現地の大学に留学した場合です。

語学学校では根本的に話せるようにはなりません(留学前の英語能力にもよる)

すらすらと英語で出てこなくても、難しい表現が使えなくても、なんとなくでもネイティブの人とコミュニケーションをとる事が出来るようになるにはこの期間で十分です。 しかしこの期間で英語にだいぶ慣れる事はできますが、あくまで「慣れる」という部分がとても大きいので定期的に英語を話していないと割と早く忘れてしまいます。

 

日本に帰国して感じることは、英語を話せる機会があまりないと言う事で、もちろん自分自身で工夫すればそのような事はないのですが、なかなかそれが出来ずに忘れてしまう人が多いのです。 1年間留学した人の多くは日本に帰ってきて英語を全く使わず、せっかく身に付けた英語力を失っています。

なので1年間の留学だと帰国してからが重要になってきますし、帰国してからの行動によってその留学で身に付けた英語力が後々生かされるのか、それともほとんど意味が無くなってしまうのかが決まります。1年間の留学はそのようなリスクがあるので注意が必要です。

 

 

ワーキングホリデー中の語学学校の期間

そしてワーキングホリデー制度を利用している人の多くが6ヶ月間という期間を語学学校に通っているということは「語学学校とワーキングホリデー」で説明しました。 この期間については、留学する前のその人の英語力がだいぶ重要になってきます。 もしある程度の単語を知っており、少しでも英語が喋れるという人がこの期間留学したとすると多少ですが英語力に変化が見られると思いますが、全く英語が喋れなかったり単語もろくに知らない人はこの6ヶ月という期間では到底英語力が伸びるとは思えません。基本的にこの期間では英語力の向上というよりも英語に少し慣れるという感じです。

 

 

1ヶ月〜3ヶ月の留学

1ヶ月〜3ヶ月の留学をしている人がとても多いですが、正直このような期間の留学はいわば”お試し留学”的なものであり、異文化理解などが主な目的で英語力UPとしての留学では決してありませんし英語力は伸びません。このような期間は大学の休みを利用して短期留学をしてくる人が多く、ほとんどの人が「長期の旅行」のような感じになっています。彼らに共通することは留学中は常に日本語を喋っていて必ずと言っていいほど日本人同士で固まり行動しています。そして休日にはその仲の良い友達と一緒に観光地に行き、一緒にご飯を食べ・・・とこれは観光旅行そのものですね。

特に1ヶ月の留学に来る人の98%がこんな感じなのです。さらにこれで就職時の面接で留学してましたなんて言う人もいるくらいなので驚きます。はっきり言いまして1ヶ月間の留学はお金の無駄であり、なおかつ、英語力も全く伸びませんので意味がないです。

 

 

夏休みや冬休みに留学

そして夏休みや冬休みに留学するのも同様で意味がありません。何故ならこの時期は日本人留学生しかいないからです。時期を少しずらせば多少は留学の効果はあるかもしれませんが、特に夏休みと冬休みの短い期間の留学はお勧めしません。

 

 

留学の期間を決める際に基準になるのがその人がどんな目的を持っているかによってだいぶ変わると思います。英語が話せるようになるにはそれなりの時間は必要ですが、長期間留学をしたからと言って、それに比例して英語力が上達していくというものでもありません。何よりも一番大事な事は留学中の自身の努力にあるのです。

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