2024年【PR】

ニュージーランド留学でのホームステイ事情

ニュージーランドへ留学する人は、実際に現地で滞在する手段としてホームステイをするのか、語学学校の寮で暮らすのか、それとも自分でアパートメントなどを借りて住むのか、大きく分けて3択になると思います。

ホームステイのメリットは、滞在費を下げられる現地の人と交流できる常に英語漬け、などが挙げられます。逆にデメリットとしては、学校から遠い場合があったり、他人の家で違う文化のもと暮らすことになりますので、それなりにストレスを感じることがある点です。

一方、語学学校が提供している寮に入るメリットは、寮には他の留学生もいますので、違う国の友達がたくさん増えることや、学校が近くて便利な点が挙げられます。デメリットは、料理や洗濯などもすべて自分でやらなくてはいけないこと、寮で同じ国の人と一緒になると英語が上達しないこと、若干滞在費が高くなってしまうことなどが挙げられます。

そして、自分でアパートメントなどを借りる場合には、手続きなど基本的に自分でやる必要があるため、あらかじめある程度の英語力が必要になります。しかも、料金は他の2つと比べると断然高く、あまり自分で借りている人はいないのが現状です。



多くの人はホームステイ

留学する多くの人が選ぶのはホームステイです!

理由は、ホームステイしている間は常にネイティブ(じゃない場合もありますが)と接することができますので、英語の上達が早くなることや、その国の文化に生に触れられるからというのが多いと思います。

また、滞在費としては安いですし、食事なども基本的には朝晩ホストマザーなどが作ってくれますので、いわゆる家事の多くはやらなくて済むのです。(最低限はやりましょう!)

個人的にも、留学するなら是非ホームステイを選択した方がいいと思います!

寮にしてしまうと友達は多くなるかもしれませんが、日本人と絡む率も高くなってしまったり、毎日パーティーをしていて英語の勉強どころではなくなってしまいますので、あまり英語の学習という面ではお勧めしません。

ホームステイですと、家の中ではネイティブの英語が常に聞け、最も環境の良い英語上達の場となるのです。3つの滞在方法の中では、安くて英語が勉強できるという点で多くの人に選ばれているのです。

 

ホームステイの現実

ホームステイとして生徒を受け入れている家庭には大きく分けて2つあります。

1つは、世界各国の生徒と接することが好きだったり、色々な国の文化などに興味を持っている家庭で、比較的生活に余裕のある家庭がホームステイとして生徒を受け入れている場合。

2つ目は、仕方なくお金を稼ぐためにホームステイとして生徒を受け入れている場合です。もちろん、ホームステイを受け入れればその家庭には毎月お金が入ってきますので、それ目当てに受け入れている家庭があるのです。

前者の特徴は、家が大きく綺麗で、週末にはパーティーをしたりどこかへ連れて行ってくれたりします。金銭的に余裕がある人が圧倒的に多く、オープンマインドでもありますので、ホームステイする側としてはなかなか快適に過ごすことができます。

後者は、基本的に最低限のことしかしてくれない場合が多く、例えば、料理が毎日同じだったり質素だったり…というのが挙げられます。また、ホストマザーはほとんど家にいなかったり、家が汚かったりするのです。お金を稼ぐ目的でやっているため、彼らがやるのは必要最低限です。

そしてこれは若干差別と感じる方もいますが、大体前者のホームステイに入るのは女性が多く、男性は後者になる可能性が高いです。もちろん例外はありますが、実際に私が留学していた時はそのような傾向がありました。

留学中は、多くの人がFacebookなどを使ってホームステイ先の写真などを投稿するのですが、それを見ても明らかにそのような感じです!

また、ホームステイを受け入れる側も、女性の方が男性よりもお金がかかるため(お風呂が長かったり、洗濯物が多かったり…で電気代や水道代がかかる)、お金を稼ぐことを目的としているホームステイ側にとっては男性のほうが受け入れたいわけです。

ですので、必然的に貧しくお金を稼ぐことを第一にしている人(家も小さく汚いことが多い)のホームステイ先には男性が、お金目当てではなく異国文化との交流を第一にしている金銭的に余裕のあるホームステイ先には女性になる可能性が高いです!(もちろん全てではないですが)

 

日本人は涙目…シャワーは5分!

留学あるあると言えば、シャワーの時間です!

私が初めてアメリカのロサンゼルスでホームステイした時に「シャワーは10分以内で!」と言われ、シャワーは長めだった私は「10分はキツいな〜」「そもそも時間制限があるんだ…」と思ったことがあります。カリフォルニア州は水不足な面がありますので、今思えば仕方ないことなのですが、その当時初めて「水は貴重なんだ」ということを知りました。

そして、ニュージーランドでもホームステイをしました。

「またシャワーは10分か…」と思っていたのですが、初日に言われたのは「シャワーは5分でお願い」ということです。さすがに聞いた時は衝撃でしたね(笑)毎日5分しか浴びれないって!!!

ちなみに、日本人を受け入れているほとんどのホームステイ先は「日本人はシャワーが長い」ということは知っています。ですので、初日にこの事は必ず釘を刺されますね。

シャワーの時間はホームステイ先によって異なります。

5分のところもあれば、10分のところもありますし、時間制限がないところもあります。

お金目的の貧しいホームステイ先ですともちろん5分が多く、裕福な家には時間制限がない場合が多いです。そもそも日本人からすると、5分ってちょっと驚きですよね。

同じ語学学校に通っていた友達(女性)も、ホームステイ先で「5分」と言われたそうで、さすがに女性で5分以内は可哀想だと思いました。

ちなみに、私のホストマザー(女性のおばさん)は「3分」でシャワーを浴びていましたwww

えぇ、実際にシャワーの水を出し始めてから止めるまで測ったことがありますが、2分55秒くらいでしたね(笑)

これには脱帽です。

一体どこを洗っているのでしょうか???

確かに3分で入れる人からすれば、「5分もあれば十分だろ!」っていう感じなのかもしれませんが・・・。あれには本当に驚かされましたし、語学学校では爆笑のネタでした。

よくシャワーの時間でホストマザーと喧嘩をしたのですが、その時にホストマザーが「ニュージーランドの家庭はほとんどが5分だよ」と言っていました。

当時、「本当かよ!」と思い、語学学校の先生(ニュージーランド人)に「シャワーって何分で入りますか?」と聞いたところ、「そんなの測ったことないからわからないよ」という答えが返ってきました。

その先生は別にとりわけ裕福そうには見えませんが、時間など気にせずシャワーを浴びているわけです。そしてホームステイ先でのシャワー時間が5分だと伝えたところ、「短いね(笑)」と言っていました。

まー確かにニュージーランドの水道事情は日本とは違って溜めるタイプですので、無駄使いするのは良くないのはわかりますが、、、さすがに5分はきついですよね。

毎回私がシャワーに入ると、ホストマザーはきっちり時間を測っていましたしね(笑)

1秒でも過ぎると、「5分経ったよ」と叫ばれます。

唯一、ホストマザーが教会へ行く日曜日の朝だけ優雅に5分以上浴びていたのはココだけの話。もちろん疑われましたけどね、「私が教会へ行っている時にたっぷり浴びてるんだろ!」ってね。「水道代が高い」って言ってました(笑)

最初は反抗もしていたのですが、徐々に慣れてきて途中からは5分でも問題なく入れるようになりました。もちろん、急いで体を洗ってギリギリですが!

それでも、最終的にどう頑張っても3分で入ることはできませんでしたね(笑)

これからニュージーランドへ留学してホームステイを選ぶ人は、シャワーは時間が限られていることが多いということを認識しておくといいと思います。

 

Wi-Fiも使えなかったり…

ホームステイ先によってはWi-Fi環境がない場合もあります。

これは留学生としては大変困ったものです!

再び私の話になりますが、私のホームステイには実はWi-Fiが飛んでいました。どういう訳かホストマザーは60代のおばさんだったにも関わらず、家にルーターが置いてあってネットに接続できる環境だったのです。

通信速度はそれなりに速かったものの、なぜか毎日使える時間が指定されており、それ以外の時間で使うと怒られてしまいます。実は、ルーターはネットに接続しているとチカチカ光るんですよね。ホストマザーはシャワーの時と同じようにルーターを逐一確認していたのです。

基本的にニュージーランドのWi-Fi事情は日本ほど良くありません!

◯◯GBで月額◯◯円ということが多く、定額制などはないため使えば使うほど料金が高くなってしまっていたのです。

全てのホームステイでWi-Fiが使えるわけではありませんし、使えないことも多々ありますので通信環境は不便な思いをすることがあるのは間違いありません。

 

ホームステイは選べない!

ホームステイ先を私たち側から選ぶことはできません!

通う予定の学校などが私たちの個人情報をもとに勝手に決めてしまい、私たちが選択するのではありません。実際に決まってからは、そのホームステイ先の環境だったりホストマザーの人柄だったりの情報を教えてもらうことはできます。

冒頭でホームステイをする側には2種類のタイプがあると言いましたが、残念ながらお金目当てでホームステイをしている家庭を避けることはできませんし、家が広くて割と裕福なホームステイ先を選ぶこともできません。

正直なところ、これに関しては運次第といった感じでしょうか!?

ただ、女性はわりと良い環境のホームステイになることが多いです。

 

郷に入っては郷に従え

国も文化も違う場所で暮らすのはそう簡単なことではありません!

すでに自分のライフスタイルがある人はなんかは特に、他国ではそれを変える必要性に迫られます。習慣などが全然違うこともありますし、我慢すればするほどストレスは溜まっていってしまうものです。

もしホームステイをするなら「郷に入っては郷に従え」という言葉をよく覚えておきましょう!

これさえ出来ていれば何も問題ありません。

留学はただ英語を学ぶだけではなく、その国の文化や習慣などを学ぶことも大事だと思います。そして、ホームステイはそれらを体験することができる最も適切な場所なのです。

たとえシャワーの時間が5分だとしても、ほかの事で不便を強いらたとしても、そこは日本ではなくほかの国だということを認識して何でも受け入れる心構えで生活すると良いと思います。

その国や家庭のルールがありますので、そこで暮らす以上はこれまでの生活を一度捨て、ぜひその場所での違う生活を体験してみてください!

また、どうしても耐えられない事などがあった場合には、その時はホストマザーの喧嘩するなり、学校のほうに苦情を入れるのも良いと思います。

この喧嘩したり、苦情を入れたりするのは英語力が試されますし、同時に英語が上達するチャンスになります!ですので、もし英語の上達という意味でしたら、定期的にホストマザーなどを喧嘩するのもアリですね。。。



タイトルとURLをコピーしました